回転寿司に関する消費者実態調査2014(2)

  • 調査期間
  • 2014/03/11~2014/03/17
  • 調査対象
  • 全国のネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする関東、関西に住む15歳~59歳の男女で、 月に 1回以上転寿司を利用する方 1,000名
  • 調査方法
  • インターネット調査(モバイルリサーチ)

調査結果の概要

((1)より続く)全回答者に、レーンを流れているネタと注文して握ってもらうネタのどちらを多く食べているか聞いたところ、全体では『流れてくるネタ派』16.9%(「レーンを流れてくるネタがほとんど」6.4%と「レーンを流れてくるネタの方が多い」10.5%の合計)、『注文派』は60.1%(「注文して握ってもらうネタがほとんど」23.7%と「注文して握ってもらうネタの方が多い」36.4%の合計)と、『注文派』が多くなりました。男女別にみると、『注文派』は、男性56.2%に対し、女性は64.0%と、男女で傾向が異なることがわかりました。次に、≪普段“多く”食べているネタ≫を聞いたところ、1位「サーモン」(40.6%)、2位「マグロ(赤身)」(23.1%)、3位「ハマチ、ブリ」(22.9%)となりました。≪“食べたいのに我慢することが特に多い”ネタ≫は、1位「マグロ(大トロ)」(39.0%)、2位「マグロ(中トロ)」(18.2%)、3位「アワビ」(17.8%)と高級ネタが上位を占め、≪“「値上がり」はゴメンだ”と思うネタ≫は、1位「サーモン」(29.7%)、2位「マグロ(中トロ)」(25.5%)、3位「マグロ(赤身)」(23.0%)となりました。続いて、≪お寿司は一切食べずに、お寿司以外しか注文しないこと≫はアリかナシか聞いたところ、「アリ」28.8%、「ナシ」71.2%となりました。また、「アリ」とした方に、実際にそのような使い方をしたことがあるか、ある場合は、何を注文したか聞いたところ、上位は「うどん」27.4%、「ラーメン」20.1%、「スイーツ」18.4%となり、『お寿司を一切食べなかったことがある』割合は47.6%でした。≪デートコースとして使うこと≫について、全体では「アリ」67.1%、「ナシ」32.9%となりました。男女別にみると、女性の肯定派は73.6%と7割を超え、男性が思っている以上に女性は回転寿司デートに肯定的なようです。回転寿司デートで“パートナーにこれだけはやって欲しくない”ことを聞いたところ、1位「一度取ったお皿を戻す」(70.3%)、2位「香の強い香水をつけて入店する」(63.1%)、3位「ネタだけ食べてご飯(シャリ)を残す」(54.3%)となりました。≪旅行先でのグルメめぐりで使うこと≫はアリかナシか聞いたところ、「アリ」66.0%、「ナシ」34.0%と肯定派が6割半となりました。また、“美味しそうなご当地回転寿司店”がありそうな都道府県については、「北海道」(80.2%)がダントツ1位となりました。

調査結果

“レーンを流れてくるネタ”と“注文して握ってもらうネタ”のどちらを多く食べるか(単一回答形式)(単位:%)
普段“多く”食べているネタ(制限複数回答形式3つまで、10項目抜粋)(単位:%)
“食べたいのに我慢することが特に多い”ネタ(制限複数回答形式3つまで、10項目抜粋)(単位:%)
“「値上がり」はゴメンだ”と思うネタ(制限複数回答形式3つまで、10項目抜粋)(単位:%)
≪お寿司は一切食べずに、お寿司以外しか注文しないこと≫はアリかナシか(単一回答形式、単位:%)
お寿司を一切食べない使い方をしたことがあるか、また、その時何を注文したか(対象:お寿司以外しか注文しないという利用方法をアリとした方 n=288、複数回答形式、10項目抜粋)(単位:%)
≪回転寿司をデートコースとして使うこと≫はアリかナシか(単一回答形式、単位:%)
回転寿司デートで”パートナーにこれだけはやって欲しくない”こと(複数回答形式、5項目抜粋)(単位:%)
≪旅行先でのグルメめぐりで使うこと≫はアリかナシか(単一回答形式、単位:%)
“美味しそうなご当地回転寿司店”がありそうな都道府県(複数回答形式、10項目抜粋)(単位:%)
調査実施先:株式会社マルハニチロホールディングス マルハニチロ調べ