愛猫の健康と飼い主の愛情に関する調査(2)

  • 調査期間
  • 2014/02/07~2014/02/14
  • 調査対象
  • 全国のネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする猫を飼っている20歳以上の男女 2,000名
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

((1)より続く)愛猫の下部尿路疾患の予防・再発防止や下部尿路の健康維持のために配慮していることは何か聞いたところ、「新鮮で十分な水を与える」が6割強(61.6%)、「規則正しく食事させる」が4割(40.2%)、「適度な運動をさせる」が3割強(33.6%)で続きました。また、愛猫が泌尿器の病気にかかったことがある方は、食事に気を配る傾向が強く、「下部尿路の健康維持に配慮したフードを与える」(63.8%)、「食事はドライタイプとウェットタイプを併用する」(33.2%)などの割合が高くなりました。続いて、愛猫の健康維持のための情報をどのように収集しているか聞いたところ、「動物病院の獣医師・動物看護師に聞く」が5割強(51.1%)が最も多くなりました。男女別でみると、女性は男性よりも「ソーシャルメディアを活用する」割合が高く(女性17.6%>男性9.9%)、特に20代女性では23.9%と4人に1人の割合となりました。また、愛猫が泌尿器の病気にかかったことがある方は、「ペットフード・ペット用品の通販サイトを活用する」が2割強(23.2%)と高く、ペットフードの情報に対する関心が高まっていることが窺えました。愛猫に対する気持ちについて、≪愛猫が褒められると自分のことのように嬉しい≫の項目では、「とてもあてはまる」が4割半(45.3%)、「ややあてはまる」が4割弱(37.9%)で、合計すると、『あてはまる(計)』は8割強(83.2%)に達しました。また、≪愛猫をみるとシゴトや家庭のストレスが吹っ飛ぶ≫では、「とてもあてはまる」が5割(49.1%)、「ややあてはまる」が4割弱(38.4%)で、『あてはまる(計)』は9割弱(87.5%)となりました。特に、有職女性では『あてはまる(計)』の割合が高く、9割半(95.3%)が同意しています。同様に、愛猫と過ごす時間ついて聞いたところ、≪シゴトや遊びより愛猫の世話を優先する≫の項目では、『あてはまる(計)』が52.5%、≪パートナーとの時間より愛猫との時間を優先する≫では52.2%と、それぞれ同意する割合が半数を超えました。愛猫に対する愛情表現としてどのようなことを行なっているか聞いたところ、≪愛猫との触れ合い≫に関する項目では、「愛猫とのスキンシップ」を行なっている割合が6割半(65.2%)、「愛猫に過剰に接しないようにしている」が2割弱(18.8%)となりました。また、≪愛猫の記録≫に関する項目では、「ケータイ・スマホに愛猫の写真を大量保存」が4割半(45.6%)となり、大量の写真をケータイに入れて持ち運んでいる飼い主が半数近くいることがわかりました。さらに、≪病気の予防・災害の備え≫に関する項目では、「感染病予防のため完全室内飼育にしている」が3割半(35.9%)、「災害時用の愛猫の避難グッズを準備している」は1割未満(8.1%)となっています。また、≪愛猫の食事≫に関する項目では、「キャットフードはこだわりをもって選んでいる」が3割強(33.2%)となっています。

調査結果

愛猫の下部尿路疾患の予防・再発防止や下部尿路の健康維持のために配慮していること(複数回答形式、10項目抜粋)(単位:%)
愛猫の健康維持のための情報をどのように収集しているか(複数回答形式、10項目抜粋)(単位:%)
愛猫の健康維持のための情報をどのように収集しているか(複数回答形式、10項目抜粋)(単位:%)
愛猫に対する気持ちについて、どの程度あてはまるか(項目ごとに単一回答形式、全体 n=2,000)(単位:%)
愛猫をみるとシゴトや家庭のストレスが吹っ飛ぶ_どの程度あてはまるか(単一回答形式、単位:%)
愛猫と過ごす時間について、どの程度あてはまるか(項目ごとに単一回答形式、全体 n=2000)(単位:%)
愛猫に対する愛情表現として行なっていること(複数回答形式、選択肢の一部を抜粋)
【全体・男女別】(単位:%)
調査実施先:ペットライン株式会社 ペットライン調べ