愛猫の健康と飼い主の愛情に関する調査(1) |
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調査結果の概要
ペットライン株式会社では、猫を飼っている20歳以上の男女を対象に、「愛猫の健康と飼い主の愛情に関する調査」を実施しました。はじめに、愛猫の健康管理について聞いたところ、≪愛猫の体調の観察を毎日欠かさない≫の項目では、「とてもあてはまる」が3割強(31.4%)となりました。また、≪愛猫の体重や体温を毎日計測する≫では「とてもあてはまる」が4.0%、「ややあてはまる」が13.2%、合計で『あてはまる(計)』が17.2%となりました。次に、愛猫に健康診断を受けさせているか聞いたところ、「健康診断を定期的に受けさせている」は18.6%、「健康診断を受けさせているが、定期的ではない」は35.5%となり、合わせて5割半(54.1%)が健康診断を受けさせていることがわかりました。また、愛猫に健康診断を受けさせている人に、愛猫の健康診断にかかる年間費用について質問したところ、「5,000円未満」が22.8%、「5,000円以上10,000円未満」が40.6%、「10,000円以上15,000円未満」が16.9%となり、平均金額は12,098円となりました。続いて、愛猫に“かかりつけ医”がいるか聞いたところ、「かかりつけ医がいる」が62.1%となりました。また、愛猫に定期的に健康診断を受けさせている方では「かかりつけ医がいる」割合が9割(89.0%)、不定期でも健康診断を受けさせている方は7割半(74.3%)となっており、健康診断を受けさせていない飼い主(41.8%)よりも高い割合となりました。続いて、愛猫がかかることを心配している病気を聞いたところ、「感染症(猫風邪、猫エイズ、猫白血病ウイルスなど)」(40.0%)や「泌尿器の病気(下部尿路疾患、腎不全、膀胱炎など)」(39.5%)が4割、「悪性腫瘍(乳がん、リンパ腫、扁平上皮がんなど)」が3割強(32.2%)となりました。男女別にみると、特に「泌尿器の病気」について、女性が心配する割合は5割(49.3%)となり、女性飼い主が最も心配している病気であることがわかりました。また、愛猫にかかりつけ医がいる方は、猫の死因として最も多いと言われる“腎不全”などの危険性をかかりつけ医から聞き及んでいるのか、「泌尿器の病気」を心配する割合が4割半(45.2%)と高くなりました。次に、実際に愛猫がかかったことのある病気を聞いたところ、「泌尿器の病気」が2割強(23.1%)で最も高く、次いで、「感染症」(16.0%)や「目の病気(結膜炎、角膜炎など)」(13.6%)、「皮膚の病気(アレルギー性皮膚炎など)」(11.2%)が1割台で続きました。また、愛猫がなんらかの病気にかかったことがある割合は5割半(55.4%)と半数を超える割合となっています。((2)に続く)