東北復興支援と巨大地震に関する意識調査(1)

  • 調査期間
  • 2014/02/09~2014/02/12
  • 調査対象
  • 全国のネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする、15歳~59歳の男女 1,000名
  • 調査方法
  • インターネット調査(モバイルリサーチ)

調査結果の概要

パルシステム生活協同組合連合会は、全国の15歳~59歳の男女1,000名を対象に、「東北復興支援と巨大地震に関する意識調査」を実施しました。まず、最近1年間にどのようなところで東北復興に関する情報を見聞きしたか聞いたところ、最も多かったのは「テレビニュース・報道番組」で91.7%と際立って高くなり、次いで「新聞記事」54.4%、「インターネットニュース」47.1%、「家族の話/友人・知人の話」20.6%が続きました。また、「見聞きした情報はない」は4.1%となり、多くの人が、復興に関する何らかの情報に、この1年間で触れていることがわかりました。震災直後から現在までの各年について、それぞれ聞いたところ、≪2011年3月(震災直後)≫では「とても強かった」が34.3%と3人に1人の割合でしたが、≪2012年3月(震災1年後)≫では16.4%と震災直後の半分以下の割合となりました。続いて、東北復興支援に関する意見を提示し、同意できるか、できないかを聞いたところ、≪東北復興支援は、加速させるべき≫では、同意率(『そう思う(計)』、「非常にそう思う」と「ややそう思う」の合計)は83.1%、≪東北復興を、東京五輪開催(2020年)までに完了させるべき≫では66.5%でした。また、≪できることがあれば、自分も東北復興支援に協力したい≫では、同意率は69.6%と7割になりました。次に、≪できることがあれば、自分も東北復興支援に協力したい≫との意見に同意した696名に、今後、どのような形で東北復興を支援していきたいか聞いたところ、最も多かったのは「東北産の食材を食べる」で58.9%、次いで、「募金をする」52.0%、「東北に旅行に行く」39.9%が続きました。東北復興支援に協力したいとした人の4割が“東北旅行で応援”を挙げましたが、東北に旅行に行くならどの観光スポットを訪れたいか聞いたところ、1位は宮城県の「松島」(48.1%)、2位は山形県の「蔵王温泉」(35.8%)、3位は岩手県の「中尊寺金色堂」(34.9%)、4位は秋田県の「乳頭温泉」(32.8%)、5位は岩手県の「あまちゃんロケ地(北三陸)」(29.9%)となりました。また、ジャンル別のランキングをみると、≪テーマパーク・水族館≫では、1位「アクアマリンふくしま」(22.3%)、2位「マリンピア松島水族館」(21.2%)、3位「蔵王ハートランド(ふれあい牧場)」(13.3%)となりました。((2)に続く)

調査結果

最近1年間にどのようなところで東北復興に関する情報を見聞きしたか(複数回答形式、全体 n=1,000、10項目抜粋)(単位:%)
東北復興を応援したいという思いは、どの程度だったか(各単一回答形式、全体 n=1,000、「とても強かった・強い」、「強かった・強い」、「やや強かった・強い」のみ表示)(単位:%)
東北復興支援に関する意見について、同意できるか、できないか(各単一回答形式、全体 n=1,000)(単位:%)
今後、どのような形で、東北復興を支援していきたいか(複数回答形式、対象:できることがあれば、自分も東北復興支援に協力したい人 n=696)(単位:%)
東北に旅行に行くなら、どの観光スポットを訪れたいか(複数回答形式、全体 n=1,000、10項目抜粋)(単位:%)
東北に旅行に行くなら、どの観光スポットを訪れたいか(複数回答形式、全体【n=1,000、ジャンル別の上位5項目を表示)
【自然・景色】(単位:%)
【歴史・文化・施設】(単位:%)
【テーマパーク・水族館】(単位:%)
【温泉・スパ】(単位:%)
調査実施先:パルシステム生活協同組合連合会調べ