終活・エンディングノートに関する調査 |
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調査結果の概要
株式会社ライフメディアのリサーチバンクでは、全国の60歳以上の男女を対象に、「終活・エンディングノートに関する調査」を実施しました。はじめに、「終活」という言葉を知っているか尋ねたところ、41%が「知っていた」と回答しました。次に、「終活」が必要だと思うか尋ねたところ、男性は44%が「わからない」とし、女性は50%が「必要」と回答しており、女性の方が終活に対する意識が高いことがわかりました。続いて、「エンディングノート」を知っているか尋ねたところ、43%が「知っていた」と回答し、女性は、半数以上の54%が知っていると回答しました。また、「聞いたことがある」と回答した人も42%ほどおり、エンディングノートに対する認知度は、年々高くなっています。エンディングノートを書いているかとの質問に、「書いている(書いている途中)」との回答は6%にとどまり、「書くつもりはない」が52%と、半数以上を占めました。エンディングノートを書いている・書いてみたいと答えた人に、その内容について尋ねたところ、男性は「所有財産や負債に関すること」「家族への感謝の言葉」が、女性は「自身の葬儀や墓のこと」「終末期医療のこと」が上位となりました。また、書く理由については、「遺品整理や遺産で面倒をかけたくないから」が67%でもっとも多くなりました。このことから、女性は男性と比べ、終末期の希望や死後の希望を伝えたい人が多いことがわかります。エンディングノートを書いている人に対し、どのように書いているか尋ねたところ、「既製のエンディングノートに手書き」と回答した人が48%でもっとも多くなりました。最後に、法的拘束力のある遺言書を用意しているか尋ねたところ、「すでに用意している」人は3%未満、「用意したいと思っている」人は18%程度という結果になりました。