親が婚活・結婚に与える影響に関するアンケート調査

  • 調査期間
  • 2014/01/06
  • 調査対象
  • 25~39歳の未婚男女 2,000名
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

株式会社パートナーエージェントは、25~39歳の未婚男女を対象に、「親が婚活・結婚に与える影響に関するアンケート調査」を実施しました。はじめに、今年、婚活を始めようと思っているかどうか尋ねたところ、「始めようと思っている」は9.8%。「すでに婚活をしている」(7.3%)、「始めるかもしれない」(20.1%)と合わせて、約4割の未婚男女が婚活に前向きな気持ちでいることが分かりました。性・年代別に見ると、特に30~34歳の女性は婚活意欲が高く、「始めようと思っている」(14.1%)、「始めるかもしれない」(24.0%)となり、38.1%が2014年からの婚活に意欲的という結果になりました。次に、婚活に前向きな回答者に「始めよう」と思ったキッカケを尋ねたところ、「家族がほしいから」(43.3%)、「親のことを考えて」(39.3%)、「適齢になったから」(35.4%)の順に多くなりました。一般的に「友達の結婚式に参列して」「年賀状で旧友の家族写真を見て」なども、結婚を意識するキッカケになると言われますが、本調査では「友人、知人から影響を受けたから」は21.8%にとどまり、その2倍近くの人が「親のことを考えて」と答えていることから、親の影響力の強さが窺えます。性別に見ると、女性の方が「子供がほしいから」「生活を安定させたいから」「老後や親の介護などに不安があるから」といった項目で男性の回答率を大きく上回り、複数のキッカケから婚活を始めていることが分かりました。また、男性の回答率が女性を上回った項目は「経済的な余裕ができたから」「時間的な余裕ができたから」「アベノミクスで景気がよくなりそうだから」の3つとなり、時間やお金が、婚活のキッカケにより多く影響をあたえていることが分かりました。婚活する際、親からの意見が、それぞれの項目にどれくらい影響するか尋ねたところ、「とても影響する」「影響する」と答えた割合(=影響率)が最も高かったのは、やはり「結婚相手」で48.3%となりました。Q3の回答を性・年代別に詳しく見ると、特に25~29歳男性において、全10項目中6項目で親の影響率が最も高く、親からの意見が影響力を持っていることが分かりました。その中でも、特に目立ったのは「交際する相手」「交際方法(デートの内容など)」への影響です。「交際する相手」を決める段階において、全体の影響率が41.3%だったのに対して20代男性は53.0%、「交際方法(デートの内容など)」については全体の影響率29.0%に対して20代男性40.2%と平均値よりも11ポイント以上高い結果となりました。

調査結果

Q1. あなたは2014年、婚活を始めようと思っていますか。最も当てはまる項目を1つお選びください。
【全体】(n=2,000、必須回答)(単位:%)
【性・年代別】(必須回答、単位:%)
Q2. あなたが「婚活を始めよう」と思ったキッカケについて、次の中から当てはまる項目をすべてお選びください。
【全体】(n=743、必須回答・複数回答可)(単位:%)
【性別】(必須回答・複数回答可、単位:%)
Q3. あなたが婚活する際、次のそれぞれの項目について、親からの意見はどれくらい影響しますか。最も当てはまる項目をそれぞれお選びください。(n=743、必須回答)(単位:%)
Q4. 結婚・婚活について、あなたが親に伝えたい一言をお答えください。(n=2,000、自由回答)
親の期待に応えたい!
「いい人がいればなるべく結婚して、早く安心させたいです」
「安心させてあげる、孫を見せてあげるから待っててね」
親からもらった愛情を次の世代につないでいきたい!
「受けた恩を子に繋げていきます」
「幸せになって、安心させるからと。ここまで育ててくれた事を感謝します」
心配かけてごめんなさい
「三十路の未婚でごめんなさい…」
「普通の親が経験する幸せをまだ経験させてあげられなくてごめんなさい」
「私もそろそろ幸せになりたいけど、嫁にいった後がとても心配です」
これからもよろしくお願いします!
「なんでもいいから人生の先輩としてアドバイスをしてほしい」
静かに見守ってほしい
「本人は泣きそうな程必死に頑張っているのだから、親からはこれ以上何も言わないでほしい」
「心配だろうけど、あれこれ口出ししないで見守って欲しい」
いつもありがとう
「内心、心配だろうけど『あなたが幸せならそれでいいのよ』っていつも言ってくれてありがとう」
調査実施先:株式会社パートナーエージェント