贈り物と通販に関する消費者実態調査(1)

  • 調査期間
  • 2013/11/08~2013/11/11
  • 調査対象
  • 全国のネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする15歳~69歳の男女 1,000名
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

この度、公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)は、全国の15歳~69歳の男女を対象に、「贈り物と通販に関する消費者実態調査」を実施しました。まず、贈り物を通販で購入したことがある人の割合をみると、2人に1人(51.8%)が経験していることがわかりました。性別・年代別では、女性(57.4%)や30代(65.9%)、40代(61.7%)、50代(61.7%)の割合が高くなっています。これまでに“購入したことがある”贈り物については、「誕生日プレゼント」(83.2%)が最も高く、「母の日のプレゼント」(71.0%)、「クリスマスプレゼント」(61.9%)が続きました。同様に、これまでに“通販”で購入したことがある贈り物について質問し、各贈り物の購入者の通販購入経験率を算出(通販で購入したことがある人数÷購入したことがある人数)したところ、「お歳暮」(33.5%)、「誕生日プレゼント」(33.4%)、「お中元」(33.1%)、「母の日のプレゼント」(32.5%)では通販購入経験率が3割台で上位に挙がりました。「何気ないプレゼント」を“購入したことがある”割合をみると、全体では3人に1人の割合(35.1%)で購入経験があり、特に女性(47.4%)や20代(41.9%)ではその割合が高くなっています。また、贈り物をネット通販で購入する頻度が高い層ほど「何気ないプレゼント」の購入経験率が高くなる傾向(頻繁に46.3%>全くない27.8%)がみられました。次に、《贈り物を選ぶ際、インターネットで人気商品などの検索をする》ことがあるか聞いたところ、全体の約半数(52.0%)がネット検索を『活用する』(頻繁にある+ときどきある、以下同様)と回答しました。また、《贈り物を選ぶ際、SNSで相手が欲しいものなどの情報収集をする》ことがあるか聞いたところ、全体の1割強(12.2%)がSNSを『活用する』と回答し、特に、10代(20.5%)や20代(23.4%)で『活用する』割合が高くなりました。各SNSのアクティブユーザー(月に1回以上利用している人)別に贈り物を選ぶ際にSNSを『活用する』割合を比較すると、Twitter(27.5%)やFacebook(23.1%)より、mixi(32.1%)の割合が高くなりました。続いて、《オンラインショップで贈り物を購入する》ことがあるか聞いたところ、3人に1人がネット通販を『活用する』(33.3%)と回答しました。((2)に続く)

調査結果

贈り物を通販で購入したことがある割合(複数回答形式より算出、単位:%)
これまでに購入したことがある贈り物(複数回答形式、10項目抜粋)(単位:%)
各贈り物の購入者の通販購入経験率(複数回答形式より算出、10項目抜粋)(単位:%)
(記念日など特段の理由がない)何気ないプレゼントを購入したことがある割合(複数回答形式より抜粋、単位:%)
《贈り物を選ぶ際、インターネットで人気商品などの検索をする》ことがあるか(単一回答形式、全体 n=1,000)(単位:%)
《贈り物を選ぶ際、SNSで相手が欲しいものなどの情報収集をする》ことがあるか(単一回答形式、単位:%)
贈り物を選ぶ際、SNSで相手が欲しいものなどの情報収集をする割合(単一回答形式、「頻繁にある」「ときどきある」の合計)(単位:%)
《オンラインショップで贈り物を購入する》ことがあるか(単一回答形式、単位:%)
調査実施先:公益社団法人日本通信販売協会 ジャドマ通販研究所調べ