働く女性の「仕事観とワーク・ライフ・バランス」に関する意識調査(1)

調査結果の概要

長瀬産業株式会社の100％子会社である株式会社ナガセ ビューティケァは、全国の20歳代～50歳代の働く女性を対象とした『働く女性の「仕事観とワーク・ライフ・バランス」に関する意識調査』を実施しました。はじめに、平日の時間配分について質問したところ、それぞれの平均時間は、『睡眠時間』6.3時間、『勤務時間』5.9時間、『通勤時間（往復）』0.9時間、『家事・育児の時間』3時間、『自分のために使える自由な時間』2.1時間となりました。次に、『なるべく時間をかけようと心掛けていること』を質問すると、「睡眠」（75.4％）が圧倒的に多い結果となり、『なるべく時間をかけたくないこと』は「通勤時間」（53.0％）が、『時間をかけたいのにかけられないこと』は「睡眠」（30.6％）が最多となりました。『働く上で、何を最も重視しますか』との質問には、「自分の好きな仕事であること、やりがい」（33.2％）が最も多く、次いで、「残業が少ない、時間の融通が利く」（28.0％）、「希望する期間ずっと働ける、安定した雇用形態である」（22.8％）が続きました。雇用別で比較すると、自由業、自営業で「自分の好きな仕事であること、やりがい」が全体に比べ圧倒的に多い結果となりました。続いて、『現在の仕事に対する満足度』を質問したところ、『仕事内容』について「充分満足している」「まあまあ満足している」と答えた人があわせて72.8％、『仕事量』は77.6％にのぼりました。一方『待遇』では、「あまり満足していない」「満足していない」と答えた人が51.2％にのぼり、半数以上を占めました。業務内容別で『仕事内容の満足度』を比較すると、指導や経営業務に携わる「リーダー、マネージャー、主任」「経営」「派遣社員、アルバイト、パートの指導」で「充分満足している」「まあまあ満足している」と答えた人が全体よりも高い結果となりました。特に「経営」では、「充分満足している」（32.3％）が、全体の2倍にのぼります。一方、「一般事務、総務、経理」では、「あまり満足していない」「満足していない」と回答した人が全体よりも高くなりました。『今後の働き方についての希望』は、「現状維持」(33.2％)を望む意見が最も多い一方、「スキルアップしたい」（26.6％）、好きな事を仕事したい」（22.0％）「負担を減らした働き方をしてみたい」（15.2％）と、仕事の充実や変化を望む意見が続きました。また、その理由として、「一定の収入がほしい」「給料アップ」「仕事量にあった報酬が欲しい」など“お金”に関する回答が多く挙げられました。（（2）に続く）

調査結果