天気予報に関するアンケート

  • 調査期間
  • 2013/10/08~2013/10/09
  • 調査対象
  • 一都三県在住の20代~50代の男女(通勤時に雨具を必要とする人、かつ仕事に行く前に天気予報を見ることがある人) 400名
  • 調査方法
  • インターネット調査(マーシュの自社モニター )

調査結果の概要

インターネット調査会社の株式会社マーシュでは、一都三県在住の20代~50代の男女を対象に「天気予報に関するアンケート」を実施しました。まず、常に用意している雨具があるか尋ねた結果を男女別にみると、男性は折り畳み傘を持ち歩く人が全体と比べ10ポイント、女性は置き傘を用意する人が5ポイント程度高い結果となりました。天気予報の信用度については、全体の9割以上が信用していると回答しましたが、「とても信用している」という回答は僅か1割程度に留まりました。次に、天気予報で注目している情報について尋ねました。その結果、「天気」96.0%、「降水確率」85.0%、「気温」83.0%が上位を占め、男女別では、男性は「雨雲の動き」、女性は「気温」及び「紫外線指数」が、全体と比べそれぞれ5ポイント程度高くなりました。降水確率が雨具の準備に関係するかどうか尋ねたところ、男性と比べて女性の方が、降水確率と雨具の準備に関係があるとする割合が高く、約9割を占めています。また、雨具の常備別でみると、雨具を常備しない人が、最も降水確率に影響される割合が高く、9割以上となっています。最後に、気象庁による降水確率の意味を提示し、降水確率の意味を正しく理解していたかどうか、尋ねました。すると、全体の46.3%が意味を理解しており、異なった理解をしている人は22.3%、意味自体を知らなかった人は31.5%という結果となりました。男女別にみると、女性よりも男性の方が理解している人の割合が高い結果となっています。また、雨具の常備別にみると「置き傘派」→「折り畳み持ち歩き派」→「常備しない派」の順に、理解者が減少する傾向が見られました。

調査結果

あなたは、常に用意している雨具がありますか。(複数選択可)
【全体 n=400、男性 n=200、女性 n=200】(単位:%)
あなたは、天気予報自体をどの程度信用していますか。(1つ選択、n=400)(単位:%)
では、天気予報で何の情報をご覧になっていますか。
【全体 n=400、男性 n=200、女性 n=200】(複数選択可、n=400、5項目抜粋)(単位:%)
あなたは、通勤時間帯に雨の予報があり、自宅を出る際は雨が全く降っていなかった場合、降水確率は自宅から雨具を持っていく・持っていかないに関係がありますか。
【全体 n=340、男性 n=165、女性 n=175】(単位:%)
【雨具常備別】(単位:%)
「降水確率は雨具の準備と関係がある」とお答えになった方におうかがいします。あなたは、通勤時間帯に雨の予報があり、自宅を出る際は雨が全く降っていなかった場合、降水確率が何%以上の時に、自宅から雨具を持っていこうと思いますか。(n=400、単位:%)
あなたは、降水確率の意味を正しく理解していましたか。
【全体 n=400、男性 n=200、女性 n=200】(n=400、単位:%)
降水確率とは・・・(気象庁ホームページより抜粋)
「東京地方の正午から午後6時までの降水確率は70パーセント」を例にします。
気象庁の降水確率は指定された時間帯(ここでは正午から午後6時)の間に1ミリ以上の降水の降る確率と定義されています。降水確率は降水の有無のみについて確率を示すもので、降水が連続的か断続的か、一時的とすればその時間帯のどこかなどの雨の降り方や1ミリ以上のである限り降水量の多少については何も示していません。予報が出される地域内のどの点でも同じ確率として定義されます。よって、例の意味は「東京地方のどの地点でも正午から午後6時までの降水量の合計が1ミリ以上となる確率が70パーセントである」ということになります。なお、降水確率が70パーセントというのは「70パーセントの予報が100回出されたとき、およそ70回は1ミリ以上の降水がある」ということを意味しています。
【雨具常備別】(単位:%)
問合せ先:営業企画チーム 水城良祐
Mail:mizuki@marsh-reserch.co.jp
調査実施先:株式会社マーシュ