家族の絆と防災準備に関する調査(1)

  • 調査期間
  • 2013/07/05~2013/07/12
  • 調査対象
  • ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする全国の30歳~59歳の既婚男女 2,000名
  • 調査方法
  • インターネット調査(モバイルリサーチ)

調査結果の概要

カナダの高性能住宅を直輸入し全国で販売しているセルコホーム株式会社は、30~59歳の既婚男女を対象に「家族の絆と防災準備に関する調査」を実施しました。はじめに、「自分の家族の絆は強いと思うか、それとも弱いと思うか」質問したところ、「非常に強い」が25.7%、「やや強い」が39.9%となり、3人に2人(65.6%)が自分の家族の絆は『強い(計)』(「非常に強い」+「やや強い」、以下同様)と感じていました。続いて、家族の生活に関連し、「自分にとって究極的に『家』とはどのような場所だと思うか」質問したところ、「家族が安心できる場所」が最多で5割(49.5%)、次いで「家族がリラックスできる場所」が2割強(23.3%)となりました。次に、住宅に関する様々な価値観を提示し、自分の考えにどの程度あてはまるか質問しました。【持ち家は社会的な信頼を表すものだ】については、6割(60.8%)が『あてはまる(計)』(「あてはまる」+「ややあてはまる」、以下同様)と回答しました。男性では、年代による大きな傾向差は見られず、幅広い年代で「持ち家を社会的な信頼の証」と考えていることがわかりました。一方女性は、50代で『あてはまる(計)』の割合が3人に2人(66.3%)と高くなったものの、30代では5割強(53.7%)と10ポイント以上低くなり、年代によって持ち家に関する意識に変化がみられました。また、【持ち家とは子どもに引き継げる家族の財産だ】では『あてはまる(計)』が6割強(61.7%)となりました。男性では全ての年代で6割半となり、この価値観は世代を超えて多くの既婚男性から受け入れられているようです。2013年に住宅を買うとしたら、何を重視するか尋ねた結果は、1位「高断熱・高気密によって冬暖かく夏涼しいこと」(57.9%)、2位「耐久性・長寿命」(55.5%)、3位「耐震性・躯体・工法(2×6等の工法)」(53.8%)となりました。「自分にとって究極的に『家』とはどのような場所か」という質問で「家族の絆を守る場所である」と回答した87名では、「耐久性・長寿命」(57.5%)が最も重視される結果になりました。また、理想的な住宅タイプについては、住宅階数は2階建が7割(70.1%)、平屋が3割(30.0%)となりました。【東日本大震災後、家族の絆の有り難さを実感する機会が増えた】についてどの程度あてはまるか質問したところ、約6割(58.5%)が『あてはまる(計)』と回答し、特に、東北地方(136名)では『あてはまる(計)』が75.0%と全国で最も高い結果となりました。((2)に続く)

調査結果

家自分の家族の絆は強いと思うか、それとも弱いと思うか(単一回答、単位:%)
自分にとって究極的に『家』とはどのような場所だと思うか(単一回答、5項目抜粋、全体 n=2,000)(単位:%)
自分の考えにどの程度あてはまるか
【持ち家は社会的な信頼を表すものだ】(単一回答、単位:%)
【持ち家とは子どもに引き継げる家族の財産だ】(単一回答、単位:%)
2013年(今年)に住宅を買うとしたら、何を重視するか(複数回答、上位10項目までを抜粋)(単位:%)
理想的な住宅タイプ(単一回答、単位:%)
どの程度あてはまるか
【東日本大震災後、家族の絆の有り難さを実感する機会が増えた】(単一回答、単位:%)
家庭での備蓄状況にあてはまるか
【自宅には防災グッズセットを用意している】(全体+エリア別、単一回答)(単位:%)
調査実施先:セルコホーム株式会社 セルコホーム調べ