子育てと乳幼児に関する調査(2)

  • 調査期間
  • 2013/04/18~2013/04/22
  • 調査対象
  • 全国のネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする、小学生未満の子どもがいる20歳~49歳の母親 1,000名
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

((1)より続く)子育てに奮闘している際に掛けて欲しい言葉として、誰に、何と言って欲しいか自由回答で聞きました。まず、誰に言葉を掛けて欲しいかをみると、「夫」78.9%がトップとなり、「子ども」4.6%、「親/母/義母」4.5%が続きました。また、それぞれに、何と言って欲しいか聞いたところ、『“夫”に声を掛けて欲しいとした層』では「(いつも)ありがとう」45.2%、『“子ども”に声を掛けて欲しいとした層』では「(ママ)大好き・愛してる」63.0%、『“親/母/義母”に声を掛けて欲しいとした層』(45名)では「よくやっているね・頑張っているね」40.0%がそれぞれ最多となりました。次に、子育てに関するネット利用の経験を聞いたところ、経験率は「小児科をネット検索で探したこと」79.2%、「託児所・保育園・幼稚園をネット検索で探したこと」67.6%、「子ども用品や子ども用食品をネットショッピングで購入したこと」72.3%、「子育て専用のSNSに登録したこと」46.6%となりました。「託児所・保育園・幼稚園をネット検索で探したこと」は、エリアによって経験率が異なり、待機児童数の多いエリアである関東や九州・沖縄では7割を超え、それぞれ73.6%、73.1%となりました。また、子育てを支援してくれるようなスマートフォンアプリを使いたいか聞いたところ、利用意向率は41.6%となりました。続いて、乳幼児の子どもに読み聞かせする絵本でオススメの絵本を自由回答で聞いたところ、最も多かったのは「いないいないばぁ」(95件)で、「はらぺこあおむし」(80件)、「だるまさんシリーズ」(42件)、「ぐりとぐら」(38件)、「ノンタン」(34件)が続きました。絵本は電子書籍で読ませたいと思うか聞いたところ、同意率は3.8%にとどまりました。子どもに将来、どのような職業に就いて欲しいか聞いたところ、「子どもが就きたいと思う職業」が72.0%と際立ち、「安定した職ならなんでも良い」が42.7%で続きました。具体的な職業について、子どもの性別ごとにみていくと、男の子の母親では、「公務員」30.8%が最多となり、「会社員」26.6%、「薬剤師」19.0%、「医師・歯科医師」16.0%、「プロスポーツ選手」11.6%が続きました。一方、女の子の母親では、「公務員」19.8%、「薬剤師」19.2%、「会社員」18.2%が同レベルで続き、「看護師」16.0%、「保育士」11.2%となりました。

調査結果

子育てに奮闘している際に“誰に”言葉を掛けて欲しいか(自由回答形式、全体 n=1,000)(単位:%)
子育てに奮闘している際に“何と”言って欲しいか(自由回答形式、上位10項目を抜粋)(単位:%)
“子育てに関するネット利用経験”や“子育てを支援してくれるスマートフォンアプリの利用意向”(「あてはまる」の割合、単位:%)
子育てに関するネット利用経験【託児所・保育園・幼稚園をネット検索で探したことがある割合】(単位:%)
乳幼児の子どもに読み聞かせする絵本でオススメの絵本(自由回答形式、10件以上回答のあった絵本を抜粋)(単位:件)
絵本は電子書籍で読ませたいと思うか(単一回答形式、単位:%)
子どもに、将来、どのような職業について欲しいか(複数回答形式、上位10項目を抜粋)(単位:%)
【男の子】子どもに、将来、どのような職業について欲しいか(複数回答形式、具体的な職業を抜粋)(単位:%)
【女の子】子どもに、将来、どのような職業について欲しいか(複数回答形式、具体的な職業を抜粋)(単位:%)
調査実施先:パルシステム生活協同組合連合会調べ