生活意識に関するアンケート調査(第53回)

  • 調査期間
  • 2013/02/07~2013/03/06
  • 調査対象
  • 全国の満20歳以上の個人 4,000人(有効回答者数 2,347人)
    <有効回答率 58.7%>
  • 調査方法
  • 郵送調査法

調査結果の概要

日本銀行は、全国の満20歳以上の個人を対象に「生活意識に関するアンケート調査(第53回)」を実施した。その結果を2012年12月の前回(第52回)調査の数値と比較した。1年前と比べた現在の景況感については、「良くなった」との回答が5.0ポイント増加し、「悪くなった」との回答が23.0ポイント減少したことから、景況感D.I.は改善した。先行き(1年後)については、「良くなる」との回答が19.6ポイント増加し、「悪くなる」との回答が20.3ポイント減少したことから、景況感D.I.は改善した。金利水準についての見方は、「金利が低すぎる」との回答が3.7ポイント増加し、「適当な水準である」との回答が3.9ポイント減少した。現在の暮らし向き(1年前対比)については、「ゆとりが出てきた」との回答が1.0ポイント増加し、「ゆとりがなくなってきた」との回答が5.4ポイント減少したことから、暮らし向きD.I.は改善した。1年前と比べた収入の増減については、「変わらない」との回答が増加し、「減った」との回答が減少した。一方、支出の増減については、「増えた」との回答が増加し、「変わらない」、「減った」との回答が減少した。1年後を見た勤労者の勤め先での雇用・処遇の不安については、「少し感じる」との回答が増加し、「あまり感じない」、「かなり感じる」との回答が減少した。1年前と比べた現在の物価に対する実感は、『上がった(「かなり上がった」と「少し上がった」の合計)』との回答が増加し、「ほとんど変わらない」、『下がった(「かなり下がった」と「少し下がった」の合計)』との回答が減少した。現在と比べた1年後の物価については、『上がる(「かなり上がる」と「少し上がる」の合計)』との回答が増加し、「ほとんど変わらない」、『下がる(「かなり下がる」と「少し下がる」の合計)』との回答が減少した。

調査結果

※本調査を要約・編集するにあたり、「日本銀行」の著作物をもとに、当社の責任において変更を加え、転載した。尚、最近のアンケート調査環境の変化を踏まえ、第27回調査から郵送方式による調査に切り替えている。
1年前と比べた現在の景況感(単位:%)
現在と比べた1年後の景況感(単位:%)
金利水準についての見方(単位:%)
現在の暮らし向き(単位:%)
1年前と比べた現在の収入(単位:%)
1年前と比べた現在の支出(単位:%)
1年後を見た勤め先での雇用・処遇についての不安(勤労者)(単位:%)
1年前と比べた現在の物価に対する実感(単位:%)
現在と比べた1年後の物価に対する見方(単位:%)
調査実施先:日本銀行