将来なりたいものに関する意識調査

  • 調査期間
  • 2013/01/07~2013/01/09
  • 調査対象
  • 全国の3~15歳のお子様の保護者 800名
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

株式会社バンダイは、3歳~15歳のお子様の保護者の方を対象に、「将来なりたいものに関する意識調査」を実施しました。子どもが将来なりたいものの第1位は、男子が「スポーツ選手」(28.5%)、女子が「食べ物に関わる仕事」(21.5%)となりました。男子の3割近くが「スポーツ選手」になる夢を抱いており、その内訳として「サッカー選手」が14.5%、「野球選手」が10.3%(※「ソフトバンクの球団職員」と回答した男子13-15歳の1件も含んだ数値となっています)と、2競技が多数を占める結果になりました。2014年にワールドカップを控えているサッカーが、開催目前のワールドベースボールクラシックの影響に左右されることなく、子どもたちにとって一番人気のスポーツになっていることがうかがえます。女子総合の第1位である「食べ物に関わる仕事」(21.5%)は、その中の大多数の回答が、「ケーキ屋・パティシエなど」(15.5%)でした。3-6歳は「ケーキ屋さん」と表現していますが、年齢を重ねるごとに「パティシエ」という表現の回答出現率が著しく高くなる傾向も見受けられました。また、女子総合第2位・男子総合第3位と男女ともに上位にランクインした「医師・看護士」は、多くの子どもたちが「人の役に立ちたい」という理由を挙げており、混沌とした世相の中で、子どもたちの間にも社会貢献意識の高まりを見て取ることができます。また、子どもたちが将来なりたいものは、何から影響を受けたかの質問に対して、男子の約3人に1人が「テレビ番組(報道、バラエティー、スポーツなど)からの影響」と回答しています。また、女子が影響を受けたものの第1位は、「実際に働いている人を見て」(26.3%)。「食べ物に関わる仕事」を志すきっかけの多くが、近所のケーキ屋さんやパン屋さんの仕事ぶりを目の当たりにして、影響を受けた様子がうかがえます。次いで、男子は「父親」、女子は「母親」から影響を受けたという回答が第3位に入り、男子・女子ともに同性の親から大きな影響を受けていることがわかりました。子どもたちがいろいろと将来の夢に想いを馳せる中、その親たちは自分の子どもにどんな職業になってほしいかを質問したところ、男子・女子の親ともに揃って第1位は「公務員」という結果となりました。その他にランクインしている職業についても、国家資格を有する仕事や“手に職”といった「エンジニア」や「職人」などに票が集中し、“夢”よりも“安定”を重視した結果となりました。

調査結果

子どもが将来なりたいものランキング
【男子総合TOP10】(単位:%)
1位スポーツ選手28.5
2位運転手7.3
3位医師・看護師6.5
4位食べ物に関わる仕事6.0
5位警察官5.3
6位学者・研究者4.8
7位消防・レスキュー3.3
8位整備・製造3.0
9位教師・保育士各2.3
大工・建築・工芸
10位芸能人各2.8
ゲーム関連
【女子総合TOP10】(単位:%)
1位食べ物に関わる仕事21.5
2位医師・看護師13.8
3位教師・保育士11.5
4位芸能人6.3
5位花屋4.3
6位イラストレーター・漫画家3.8
7位ファッション・美容3.5
8位動物関連3.3
9位スポーツ選手3.0
10位音楽家2.8
子どもは何から影響を受けたかランキング
【男子総合TOP10】(単位:%)
1位テレビ番組(報道、バラエティー、スポーツなど)28.0
2位実際に働いている人を見て22.0
3位父親17.3
4位芸能人・有名人12.0
5位わからない8.8
6位友達・知人8.3
7位ヒーロー・ヒロインが活躍するテレビ番組7.8
8位本(絵本、小説など)各7.0
マンガ
その他
9位母親6.8
10位ゲーム6.3
【女子総合TOP10】(単位:%)
1位実際に働いている人を見て26.3
2位テレビ番組(報道、バラエティー、スポーツなど)14.5
3位母親14.0
4位わからない12.8
5位本(絵本、小説など)各8.8
その他
6位友達・知人8.3
7位マンガ8.0
8位父親7.8
9位芸能人・有名人7.3
10位ヒーロー・ヒロインが活躍するテレビ番組6.8
親が子どもになってほしい職業ランキング
【男子総合TOP10】(単位:%)
1位公務員16.0
2位会社員13.0
3位スポーツ選手10.8
4位エンジニア8.3
5位医師6.3
6位職人4.8
7位医療・福祉関係4.0
8位消防士・レスキュー隊3.8
9位大学教授・学者・科学者3.3
10位薬剤師各2.3
建築士・設計士
【女子総合TOP10】(単位:%)
1位公務員14.8
2位薬剤師10.5
3位教員(保育士含む)9.0
4位会社員8.5
5位看護師7.8
6位職人各5.8
医師
7位医療・福祉関係4.8
8位専業主婦・主夫3.0
9位芸能人・有名人(俳優・タレント・歌手など)2.8
10位スポーツ選手1.3
調査実施先:(株)バンダイ