第一回花粉症調査 |
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調査結果の概要
株式会社ウェザーニューズは、本格花粉シーズンに突入した3月上旬〜中旬に、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」及び携帯サイト「ウェザーニュース」の利用者を対象として「花粉症に関する調査」を実施しました。今シーズンの花粉飛散量が全国で昨シーズンの7割増、関東や東北の多いところでは3倍と予想される中、花粉症の方の症状を調査するため、「ここ数年の症状と比べてどうですか?」との質問をしました。その結果、“症状は重い”は43.3%、“同じくらいの症状”は39.4%、“症状は軽い”は17.3%となりました。“症状は重い”と“同じくらいの症状”を合わせると82.7%になり、対策を見ると、花粉症の半数以上の方が“いつも以上にしっかり”対策を行っているにも関わらず、約8割の方がすでにここ数年以上の症状の重さを感じている傾向にあることが分かりました。“症状は重い”の割合を都道府県別に見たところ、その割合が最も多かったのは神奈川県で53.4%、2位が徳島県で51.9%、3位が愛知県で51.5%になりました。次に、「事前対策にはどれくらい力をいれていますか?」と質問した結果、“いつも以上にしっかり”が49.0%、“いつも通りしている”が22.9%、“いつも以上にしていない”と“していない”がそれぞれ21.4%、6.7%となりました。「今シーズンは対策をいつからしていますか?」と質問した結果、“対策はしていない”が18.5%となりました。最も多いのは“3月上旬から”で21.1%、続いて“2月下旬から”は16.7%、“2月上旬”は11.5%、“2月中旬”は11.3%と、対策を始めたタイミングは2月上旬から一気に回答数が増えています。これは、症状が出始めたタイミングとほぼ同じです。「現在、花粉症の症状は出ていますか?」と質問したところ、“3月の上旬から”が38.7%で最も多く、続いて“2月下旬から”が24.8%、“2月中旬から”が12.8%、“2月上旬から”が8.7%でした。昨シーズンの発症時期と比較するため、各時期での積算値を見ると、2月上旬までに症状が出始めた人の割合(“1月より前から”~“2月上旬から”の合計)は20.0%、同様に2月中旬には32.8%、そして2月下旬には半数以上の57.6%となりました。2月下旬までに症状が出た人の割合は、昨シーズンの43.3%と比べて14%上回る結果となり、昨シーズンよりも早い時期に症状が出ていることが分かりました。次に、「具体的にどんな症状が出ていますか?」(複数回答可)との質問をしました。その結果、最も多かったのが“鼻水”で25,391人と最も多く、続いて“くしゃみ”が24,986人、“鼻詰まり”が16,164人となりました。「どんな対策を行っていますか?」(複数回答可)との質問には、“マスク”が昨シーズンに続いて最も多く23,356人、次いで“飲み薬”15,855人、“部屋干し”10,278人、“うがい”10,239人となりました。
調査結果
- 具体的にどんな症状が出ていますか?(複数回答可、単位:人)
- どんな対策を行っていますか?(複数回答可、単位:人)
- 参考資料
【都道府県別症状ランキング】 都道府県 “症状は重い”
の割合(%)1位 神奈川 53.4 2位 徳島 51.9 3位 愛知 51.5 4位 千葉 50.8 5位 和歌山 50.6 6位 愛媛 50.2 7位 茨城 50.2 8位 東京 48.4 9位 埼玉 46.5 10位 石川 45.5 - 【都道府県別事前対策ランキング】
都道府県 “いつも以上にしっかり”
の割合(%)1位 長崎 35.0 2位 徳島 32.0 3位 新潟 31.7 4位 香川 31.5 5位 鳥取 31.3 6位 宇都宮 29.9 7位 茨城 29.8 8位 鹿児島 28.7 9位 熊本 28.5 10位 三重 27.6