不動産情報サイト利用者意識アンケート調査(2) |
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調査結果の概要
((1)より続く)不動産会社に問合せをしてから、契約までにかかった期間を尋ねました。賃貸では「1週間~1か月未満」が最も多く、「1週間未満」は前年比7.9ポイントの大幅増となり、期間の短縮化が目立ちました。売買については、トップの「1か月~3か月未満」が8.9ポイント減少した一方で、2位の「1週間~1か月未満」が6.3ポイント増加するなど、前年に比べ平準化しています。不動産会社に求めるもののトップは、賃貸・売買ともに「正確な物件情報」、2位は「物件に対する詳細な説明」で、この2項目が以下を大きく引き離す結果となりました。不動産を検索する際に、何を利用したか尋ねたところ、調査時点(12年3~5月)では検索にPCを利用した人が、年代を問わず9割を超え最も多くなりましたが、20代以下では、スマートフォンを利用した人が、すでにPCの割合の4分の1を超えています。不動産情報を調べるために利用したサイト数について、最多回答は、PCが「3サイト」、スマートフォンが「特定のサイト1つ」、携帯が「2サイト」となりました。平均すると、PC3.1サイト、スマートフォン2.4サイト、携帯2.5サイトという結果になりました。また、賃貸・売買別に見ても、利用サイト数が最も少ないのはスマートフォンであり、売買検索をしたユーザーの35.1%は「特定のサイト1つ」のみを利用したことがわかりました。最後に、PC・スマートフォン・携帯の不動産情報サイトを利用する理由を尋ねました。回答のトップは、PCが「物件量が豊富だから」77.9%、スマートフォン(52.0%)・携帯(59.3%)は、「どこでも手軽に利用できるから」となりました。次いで、PCは「間取図情報が豊富だから」51.7%、スマートフォン(45.8%)・携帯(45.3%)は「物件量が豊富だから」が続きました。なお、「以前からサイトを知っていた」という回答は、携帯が11.2ポイント、スマートフォンが2.9ポイントPCを上回っており、定番のサイトを利用している様子も窺えました。