大学生・大学院生のSNS利用とソー活に関する調査(2)

  • 調査期間
  • 2012/09/13~2012/09/21
  • 調査対象
  • 全国のネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする大学生、大学院生の男女 1,000名(就職活動経験者 500名・就職活動未経験者 500名)
  • 調査方法
  • モバイルリサーチ

調査結果の概要

((1)より続く)SNSを就職活動に取り入れる“ソー活”。企業の情報を収集できることや就活仲間と情報を共有できること、先輩社会人との接点になることなどがソー活のメリットとして挙げられます。そこで、全回答者(1,000名)に、就職活動に役に立つと思うSNSを聞いたところ、「Facebook」61.7%が際立って高く、「Twitter」39.3%、「LINE」10.6%、「mixi」10.6%が続きました。また、就職活動経験者(現在就職活動中、または就職活動を終えた500名)に、実際に就職活動で利用したことがあるSNSについて聞いたところ、「Facebook」25.4%が最多で、「Twitter」21.6%が続きました。次に、就職活動におけるSNS利用の理由や目的について、就職活動経験者のうち、就職活動においてSNSを利用したことがある207名の回答をみると、「志望企業の情報収集のため」55.1%が最も多くなりました。さらに、SNSを利用しての先輩社会人の訪問やSNSで知り合った就活仲間の人数を聞いたところ、訪問したOB・OGの人数は、「10人以上」(3.4%)との回答もみられましたが、平均(0人との回答も含む平均、以下同様)は1.1人となり、OB・OG以外の希望する業界や企業で働く人の訪問については、平均1.1人でした。また、一度不採用になった企業へアプローチした数は、「0社」が85.0%でしたが、一度不採用になった企業へSNSを利用して再度アプローチしたことがある就活生の存在も確認することができ、「1社」6.3%、「2社」4.8%となりました。【就職活動で英語を日常的に使う企業にもチャレンジした・したいと思う人】(89名)の平均をみると、SNSを利用してOB・OG訪問した人数は2.2人、OB・OG以外の希望する業界や企業で働く人を訪問した人数では2.0人となり、【チャレンジしていない・したいと思わない人】(118名)の平均(OB・OG訪問0.3人、OB・OG以外の訪問0.4人)に比べ多い結果となりました。また、SNSで知り合った就活仲間の人数の平均をみると、【就職活動では英語を日常的に使う企業にもチャレンジした・したいと思う人】(89名)では12.3人で、【チャレンジしていない・したいと思わない人】(118名)の平均2.7人を大きく上回り、就職活動において英語を日常的に使う企業に対して積極的な層は、SNSを利用したOB・OGやOB・OG以外の先輩社会人の訪問、就活仲間づくりでも積極的な様子が窺えました。

調査結果

就職活動に役に立つと思うSNS(複数回答形式、上位10項目を表示、全体 n=1,000)(単位:%)
就職活動(または、就職活動の備え)で利用したことがあるSNS(複数回答形式、上位10項目を表示、就職活動経験者 n=500)(単位:%)
就職活動におけるSNS利用の理由や目的(複数回答形式、対象:就職活動においてSNSを利用したことがある人、n=207)(単位:%)
SNSを利用して何人のOB・OGを訪問したか(自由回答形式_数値、対象:就職活動においてSNSを利用したことがある人、n=207)(単位:%)
SNSを利用して何人のOB・OG以外の希望する業界や企業で働く人を訪問したか(自由回答形式_数値、対象:就職活動においてSNSを利用したことがある人、n=207)(単位:%)
SNSで知り合った就活仲間の人数(自由回答形式_数値、対象:就職活動においてSNSを利用したことがある人、n=207)(単位:%)
SNSを利用して一度不採用になった企業へアプローチした数(自由回答形式_数値、対象:就職活動においてSNSを利用したことがある人、n=207)(単位:%)
平均(0人との回答も含む平均、対象:就職活動においてSNSを利用したことがある人)(単位:人)
平均(0社との回答も含む平均、対象:就職活動においてSNSを利用したことがある人)(単位:社)
調査実施先:株式会社GABA 英会話のGaba調べ