非常食と缶詰に関する調査(1)

  • 調査期間
  • 2012/08/06~2012/08/08
  • 調査対象
  • 全国のネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳~59歳の男女 1,000名
  • 調査方法
  • インターネット調査(モバイルリサーチ)

調査結果の概要

株式会社マルハニチロホールディングスは、20~59歳の男女を対象に、「非常食と缶詰に関する調査」を実施しました。はじめに、家庭で非常食を備蓄しているか聞いたところ、『備蓄している』のは50.9%(3日分以上の備蓄をしている17.7%、3日分未満の備蓄をしている33.2%)と2人に1人の割合で、3日分以上の備蓄は2割弱という結果となりました。このうち、東日本大震災の後に家庭で非常食を備蓄するようになったのは3割弱(28.9%)でした。続いて、家庭で非常食を備蓄している人に、どのような非常食を備蓄しているか聞いたところ、「缶詰」82.3%が最も多くなり、次いで「飲料水」77.6%、「カップ麺・カップスープ」72.5%、「レトルト食品(シチューやカレーなど)」63.9%となりました。備蓄している非常食の賞味期限の確認については、全体の9割(90.2%)が『確認している』と回答しましたが、「定期的に確認している」は17.3%にとどまりました。また、いくつかのお菓子メーカーがお菓子の非常食(人気シリーズの長期保存タイプなど)を発売していることを知っていたか聞いたところ、『認知率』は52.8%と半数強となりました。次に、有職者に対し、勤務先で非常食を備蓄しているか聞いたところ、『備蓄している』のは31.4%(3日分以上の備蓄をしている19.6%、3日分未満の備蓄をしている11.8%)で、「備蓄をしていない」は35.5%となりました。家庭で非常食を備蓄していないと回答した人に、非常食に関する意識について聞いたところ、《非常食を備蓄しなければいけないとは思う》に『あてはまる』割合は76.9%、《どのようなものを非常食として備蓄すればいいかわからない》では41.8%と、備蓄をしていない回答者の7割半ばが非常食備蓄の必要性を感じているようですが、4割強は何を非常食にすればよいかわからないとしました。自宅や勤務先・学校以外で、どのような場所に避難者用の非常食が備蓄してあると良いと思うか聞いたところ、「市町村の役所」53.0%が最も高く、「駅」43.5%、「公民館」39.4%、「病院」38.4%、「コンビニエンスストア」27.5%が上位となりました。また、非常食以外の防災に関する備えや意識ついては、《家族や大切な人と「防災」をテーマに話をしている》に『あてはまる』と回答した人は41.0%と全体の4割強を占めました。また、《勤務先から自宅まで安全そうな道路を選んで歩いたことがある》かとの質問には、26.6%の有職者が『あてはまる』と回答しました。((2)に続く)

調査結果

家庭で非常食を備蓄しているか(単一回答形式)(単位:%)
いつから非常食を備蓄しているか(単一回答形式、対象:家庭で備蓄をしている人)(単位:%)
どのような非常食を家庭で備蓄しているか(複数回答形式、対象:家庭で備蓄をしている人)(単位:%)
家庭で備蓄している非常食の賞味期限を確認しているか(単一回答形式、対象:家庭で備蓄をしている人)(単位:%)
いくつかのお菓子メーカーがお菓子の非常食(人気シリーズの長期保存タイプなど)を発売していることをしっているか(単一回答形式)(単位:%)
勤務先では非常食を備蓄しているか(単一回答形式、対象:有職者(アルバイト・パート含む))(単位:%)
非常食に関する意識についてあてはまるか(単一回答形式、対象:家庭で非常食を備蓄をしていない人 n=395名)(単位:%)
自宅や勤務先・学校以外で、どのような場所に、避難者用の非常食が備蓄してあると良いと思うか(制限複数回答形式、3つまで、上位10項目抜粋)(単位:%)
非常食以外の防災に関する備えや意識についてあてはまるか(単一回答形式、全体 n=1000)(単位:%)
非常食以外の防災に関する備えや意識についてあてはまるか(勤務先から自宅まで安全そうな道路を選んで歩いたことがある、単一回答形式、対象:有職者(アルバイト・パート含む))(単位:%)
調査実施先:株式会社マルハニチロホールディングス マルハニチロホールディングス調べ