子どもの食生活に関する調査

  • 調査期間
  • 2012/05
  • 調査対象
  • 東北、関東、近畿、九州在住の小学生の子どもを持つ30~40 代の働く女性 416人
  • 調査方法
  • WEB調査

調査結果の概要

6月は食育月間です。食生活の多様化が進む中、子どもの食生活を担うお母さんの役割は、より重要さを増しているのではないでしょうか。ミツカンでは、小学生の子どもを持つ30~40代の働く全国の女性416名を対象に、「子どもの食生活に関する調査」を実施しました。働くお母さんが平日(月曜~金曜日)に料理を手作りする頻度(1食=1回としての回数)は、「10回以上」作っていると回答した人が68.2%で、全体の約7割を占めました。1日の食事を朝・昼・夕の3食として、子どもの昼食が給食であると仮定した場合、ほぼ毎日、働くお母さんの多くが子どもの食事を手作りしていると考えることができ、忙しい中でも頑張っている様子がうかがえます。平日に子どもが1人で食事をする頻度を朝食、夕食それぞれで聞いたところ、朝・夕食ともに「0回」が断然のトップ(朝食78.8%、夕食90.9%)で、平日に1回でも1人で食事する子どもの割合は、朝食21.2%、夕食9.1%に留まりました。子どもが1人で食事をする際に食べさせるものを聞いたところ、9割の人が「母親の手作り料理」と回答し、次位の「カップ麺などのインスタント食品」(17.0%)を大きく引き離しました。また、子どもに1人で食事をさせてしまうことへの穴埋めとして、どのような工夫を行っているか聞いたところ、「子どもと食事をする時は会話を大事にしている」に50.0%の回答があり、「工夫はしていない」(29.0)を31ポイント上回りました。子どもの食事で気を付けていることは何かを聞いたところ、トップ3は1位「朝食を抜かないようにさせている」(82.5%)、2位「規則正しい食事をとらせるようにしている」(62.5%)、3位「野菜をできるだけ多く摂らせるようにしている」(57.5%)となりました。この他、「栄養バランスに気をつけた食事にしている」(55.3%)、「好き嫌いなく食べさせるようにしている」(52.2%)、「手作りの食事を心がけている」(51.9%)に5割を超える回答があり、多くのお母さんが、子どもの食事を規則正しく野菜を取らせるなど、栄養バランスを大事にしていることがわかりました。子どもの健康的な食生活を考えるうえで、よく相談する人は誰かを聞いたところ、「夫(パートナー)」が48.1%でトップとなりました。次位は「両親」(33.4%)で、『ママ友』などに代表される「友人・近所の人」は22.1%に留まりました。

調査結果

平日、料理を手作りする回数(N=416)(単位:%)
子供が1人で食事をする回数(N=416)(単位:%)
子供が1人で食事をする際に食べさせるもの(N=100)(単位:%)
子どもに1人で食事をさせることを補う工夫(N=100)(単位:%)
子供の食事で気をつけていること(単位:%)
子供の食生活を相談する相手(N=416)(単位:%)
調査実施先:(株)ミツカン