主婦の節電と暑さ対策に関する調査(2)

  • 調査期間
  • 2012/06/05~2012/06/11
  • 調査対象
  • 全国のネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする20~59歳の既婚女性 <有効回答数 1,000サンプル(有効回答母数から1,000サンプルを抽出)>
  • 調査方法
  • インターネット調査(モバイルリサーチ)

調査結果の概要

((1)より続く)昨年の夏に家庭で行った節電で対象とした電気製品や今年の夏に家庭での節電で対象としたい電気製品を聞いたところ、昨年の夏に家庭での節電で対象とした電気製品では「エアコン」74.1%と「照明」70.3%が際立って高く、今年の夏に家庭での節電で対象としたい電気製品でも「照明」74.6%、「エアコン」74.1%が7割を超えました。昨年夏に続き今年の夏も「エアコン」「照明」の二つが、まずは節電の対象となりそうです。全回答者に対し、住宅用太陽光発電システムを導入したいかどうか聞いたところ、「既に導入している」は5.3%、『導入したい』(「経済的メリットを考えて導入したい」と「環境のことを考えて導入したい」の合計)は48.7%となり、住宅用太陽光発電システムを導入したいと思っている人が半数近くとなりました。続いて、節電に関する意識について聞きました。各項目について『あてはまる』(「非常にあてはまる」と「ややあてはまる」の合計)と回答した割合をみると、最も高くなったのは【電気代の節約のための節電である】で83.8%となりました。2番目に高かったのは【電力不安は今年で最後にして欲しい】で67.0%と7割弱が『あてはまる』と回答しました。また、【本当に電力が不足するのか疑問を感じる】は54.0%と、原発再稼働の理由にもなっている電力不足に対して疑問を持っている回答者が半数以上となりました。今年の夏までに欲しい涼活グッズ(涼しく快適に過ごすためのグッズ)を聞いたところ、「冷却・冷感マット」45.0%が最も高く、「冷却枕」39.5%、「ネッククーラー(首に巻く冷却グッズ)」34.8%、「冷却・冷感タオル」30.4%が続き、冷却・冷感グッズが上位となり、「すだれ・よしず」29.3%、「うちわ・水うちわ」23.5%といった昔ながらのグッズがそれに続きました。また、暑い日に食べて、実際に暑さがやわらいだと感じた食べ物や飲み物を聞いたところ、「そうめん」82.6%が最も高く、次いで、「かき氷」79.5%、「スイカ」74.8%が7割台で続きました。体を冷やす効果のある夏野菜では「きゅうり」が52.4%、「トマト」が52.3%となり、回答者の半数以上が夏野菜で暑さがやわらいだと感じた経験があるようです。

調査結果

昨年の夏に家庭での節電で対象とした電気製品(複数回答形式、上位7項目を表示、対象:昨年の夏に家庭で節電を行った人、全体 n=940)(単位:%)
今年の夏に家庭での節電で対象としたい電気製品(複数回答形式、上位7項目を表示、対象:今年の夏に家庭で節電を行いたい人、全体 n=969)(単位:%)
住宅用太陽光発電システムを導入したいかどうか(単一回答形式)(単位:%)
節電に関する意識(単一回答形式、全体 n=1,000)(単位:%)
今年の夏までに欲しい涼活グッズ(複数回答形式、上位10項目を表示、全体 n=1,000)(単位:%)
暑い日に食べて、実際に暑さがやわらいだと感じた食べ物や飲み物(複数回答形式、上位10項目を表示、全体 n=1,000)(単位:%)
調査実施先:パルシステム生活協同組合連合会調べ