お子様に語り継ぎたい童話や昔話は何ですか？

調査結果の概要

株式会社バンダイは、0歳～12歳のお子様を持つ保護者の方を対象に、「お子様に語り継ぎたい童話や昔話は何ですか？」というテーマでアンケート調査を実施しました。総合1位は、『桃太郎』で全体の20.3％を占めました。年代別でもすべて1位という結果になりました。回答では「一人では困難なことでも、仲間と一緒に立ち向かうことで目的を達成できるということを物語から伝えられるからです」（5歳女児の母親）といった内容のコメントが多く寄せられており、主人公の桃太郎の姿を通じて、“仲間の大切さ”をこどもたちに伝えられる点が保護者から高い人気を集める要因となりました。また、男の子の回答で「桃太郎のように、強くたくましい子に育ってほしい」（2歳男児の母親）といったコメントも多く見受けられました。総合2位は、『うさぎとかめ』で全体の9.6%を占めました。回答では、「かめのように歩くのは遅くても、コツコツと努力を続ける者が最後に勝つというストーリーが良い」（0歳男児の母親）や、「うさぎの姿を見て、得意なことでもなまけてしまったらダメということが教えられる」（1歳女児の母親）など、何事においても“継続・努力することが大事”ということを伝えられる点が人気を集めたようです。総合3位は、『笠地蔵』で「おじいさんとおばあさんの行いを見て、自分の事ばかりではなく、人に気が遣える優しい子に育って欲しいです」（7歳女児の母親）のように、“思いやりの心”が描かれている点に注目する保護者が多く見受けられました。総合4位は『シンデレラ』で、女子の2位にランクインしました。「シンデレラの絵本を読んであげると、自分もお姫様になったかのように目をキラキラさせながら聞いてくれます」（4歳女児の母親）といったように、お姫様に憧れている女の子が多いようです。また、「私自身もすごく好きな話で、何度も母に絵本で読んでもらいました。女の子なら誰でも1度は憧れる夢のある話なので、娘にも読んであげたいです」（1歳女児の母親）のように、母親がこどものころに好きだった『シンデレラ』を娘に語り継いでいる回答も寄せられるなど、女の子には定番の物語のようです。今回の調査では様々な回答が寄せられ、童話・昔話の総種類数が164作品にものぼりました。コメントにも、それぞれの作品ごとにこどもたちに伝えたいメッセージをコメントする保護者が多く見られ、童話・昔話を通じてこどもたちの将来を願う“親心”が垣間見えました。

調査結果