ジョギングの栄養補給に関する調査 |
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調査結果の概要
マラソンブームが本格化し、初めは外見から入ったランナーも栄養補給や体調管理など、身体の内面ケアに対する関心を高めているのではないでしょうか。ミツカンでは、関東圏および近畿圏に住む、週に1度以上ジョギングしている20~50代の男女416名を対象に、「ジョギングの栄養補給に関する調査」を実施しました。ジョギングを始めたきっかけは、「健康維持のため」がトップで86.3%、2位「運動不足を感じて」(65.4%)、3位「ダイエットのため」(56.5%)と続き、健康を気遣って始めている人が多数を占める結果となりました。一方で、「流行っているので」、「有名選手、芸能人ランナーに影響を受けたため」というミーハー感覚で始めた人は、それぞれ4.1%、2.4%と少数だったことから、多くの人が何らかの目的意識を持ったうえでジョギングを始めていることがうかがえます。また、「美容のため」は女性が36.5%だったのに対して男性は6.7%、「ダイエットのため」は女性が63.0%で男性が50.0%など、男女の美意識の差が表れた結果となりました。ジョギング前・ジョギング中・ジョギング後に、それぞれよく飲む飲料については、ジョギング前・後は、1位「天然水・ミネラルウォーター」(ジョギング前47.1%・ジョギング後52.9%)、2位「スポーツドリンク・機能性飲料」(ジョギング前26.7%・ジョギング後49.5%)だったのに対し、ジョギング中の1位は「飲み物は飲まない」(57.0%)で、約6割の人がジョギング中に水分補給を行っていないことが分かりました。これは、ジョギング歴や走行距離別に見ても大きな差がありませんでした。ジョギングを行うにあたり、教えてほしいことへの回答は、1位「減量方法」(36.8%)、2位「ジョギング後の疲れを効果的に取る方法」(35.3%)、3位「シューズの選び方」(34.9%)で、「タイムを縮める方法」(14.7%)など、速く走ることへの関心を上回る結果となりました。レース後の疲労回復のために実施していることや、役立ったことを自由回答で聞いたところ、「ストレッチ」「給水・給食などの栄養補給」「入浴」「マッサージ」などの回答が多数を占めたことに加え、「睡眠」「クールダウン」も一定数の回答がありました。この他、少数派の中には「体調によって練習メニューを調整するなどの柔軟な対応」や「規則正しい生活を心掛ける」といった回答もみられました。