働く女性の「髪と頭皮」に関する意識調査

調査結果の概要

長瀬産業株式会社の100％子会社である株式会社ナガセ ビューティケァは、全国の20歳代～60歳代の働く女性を対象とした『働く女性の「髪と頭皮」に関する意識調査』を実施しました。その結果、働く女性の9割以上が、髪または頭皮に関する悩みを実感していることが分かりました。20代や30代では、「髪がぱさつく」「クセ毛・髪がうねる」が、40代以上では「白髪」が第1位にあがりました。また、年代が高くなるにつれ、「髪にハリ・コシがない」「髪の量が少ない」が上位にあがるなど、40代を境に、髪・頭皮の悩みが大きく変化することが分かりました。「髪や頭皮の悩みが気になる瞬間はどのようなときですか？」の質問には、20代～30代では、「パサつく」や「広がる」などの意見が多くあがり、40代で、「若い頃に比べて全体的にハリやツヤがない」など、若い頃との違いを実感しはじめ、他人からの視線も気になるようです。さらに50代、60代では、「髪にボリュームがない」、「分け目が目立つ」ときに、髪・頭皮の悩みを実感しているようです。「現在の髪型や髪にしていることであてはまるものを教えてください」という問いには、現在の髪型を「ミディアム」にしている人が最も多く、髪にしていることでは、どの年代においても「カラーリング」をしている人が多いことが分かりました。また、40代を境に「ハリ・コシがない」「髪の量が少なくなる」など髪・頭皮の悩みが大きく変化する影響か、40代からロングヘアが減少しています。「髪または頭皮に関する悩みの原因は何だと思いますか」と聞くと、「加齢」が1位にあがりましたが、「髪または頭皮において、エイジングを意識してケアしていますか？」と聞くと、半数以上が「意識していない」と答えました。髪や頭皮のエイジングケア意識は、肌やボディほど浸透していないと言えそうです。「髪または頭皮のために大切だと思うこと」、「実際に行っていること」をそれぞれ質問すると、「大切だと思うこと」には、「正しい食生活」「睡眠をとる」「ストレスを溜めない」など、普段の生活習慣のなかで注意できることをあげる人が多いですが、大切だと分かっていても実行できていない現実が浮き彫りになりました。「大切だと思うこと」と、「実際に行っていること」の差を比較すると、「ストレスを溜めない」が最も差があり、続いて「頭皮のマッサージを行う」があがりました。多くの人が髪・頭皮の悩みを抱えているにも関わらず、実際にはケアをあまりしていないことが分かりました。さらに、「年間で頭皮ケアにかけている金額を教えてください」という問いには、0円と答えた人が圧倒的に多く、積極的に頭皮ケアにお金をかけていないことが分かりました。

調査結果