30~40代お父さんの家庭での料理意識・実態調査

  • 調査期間
  • 2011/08
  • 調査対象
  • 東京都と大阪府在住の30代から40代のお料理好きのお父さん 416名
  • 調査方法
  • WEB調査

調査結果の概要

最近、男性が料理を意識する機会が増えていますが、お父さんたちは、家庭で料理とどのように接しているのでしょうか?ミツカンは、東京都と大阪府在住の30代から40代のお料理好きのお父さん416名を対象に「30~40代お父さんの家庭での料理意識・実態調査」を実施しました。ご家庭でのお父さんの料理回数について聞きました。69.7%のお父さんが、週に1回以上(「ほぼ毎日」「週に4~5回程度」「週に2~3回程度」「週に1回程度」の合計)料理をすると回答しました。居住地・年代別に見ると、一番料理頻度が高いのは、東京の30代で77.9%、大阪・30代の67.4%より10ポイント高い結果になりました。最近数カ月の家庭での料理回数について聞いたところ、4人に1人が“料理回数が増えた”(「とても増えた」と「やや増えた」の合計)と回答しました。料理回数が増えた理由の1位は「家族サービスを考えて」、2位は「お金の節約を意識して」、3位は「家にいる時間が増えたから」「趣味のひとつにしたくて」となりました。東京と大阪では2位以下の順位に違いが見られ、東京は2位「お金の節約を意識して」、3位「家にいる時間が増えたから」となりました。大阪は2位「趣味のひとつにしたくて」、3位「家族に料理を食べてもらいたいから」となり、「お金の節約を意識して」は、5位で東京より10ポイント以上低い結果となりました。お父さんたちに自分の料理の“料理力”を自己評価してもらったところ、平均点は「58.9点」となりました。自己採点の理由を聞いたところ、高得点のお父さんは、「味と演出に自信あり」「プロにも負けない味と自負しているから」「和洋中、何でもできるから」「うまいと評判」など自信をうかがわせる回答となりました。一方、点数が低いお父さんは「自分で納得いく味を出せていないから」「レパートリーが少ない」「味が一定しない」「包丁さばきが下手」など謙虚な回答が大多数で、多くのお父さんたちが現状に満足せず料理の腕を上げようとしている様子がうかがえました。得意料理を聞いたところ、1位「カレー」、2位「パスタ」、3位「チャーハン」となり、7位「ハンバーグ」、8位「オムライス・オムレツ」と合わせ、子どもたちの好むメニューが上位に並びました。「お好み焼き」「たこ焼き」などいわゆる『粉もの』は、大阪で34票、東京では12票で、食文化の違いが出ました。

調査結果

約7割のお父さんが“週に1回以上”家庭で料理
【家庭での料理頻度】(n=416)(単位:%)
【家庭での料理頻度(居住地・年代別、n=416)(単位:%)
4人に1人のお父さんが、最近数カ月で“料理回数増えた”
【最近数カ月の料理頻度増減】(n=416)(単位:%)
【料理頻度が増えた理由】(n=107)(単位:%)
【料理頻度が増えた理由】<東京>(上位5回答、n=58)(単位:%)
【料理頻度が増えた理由】<大阪>(上位5回答、n=49)(単位:%)
お父さんの“料理力”平均点は「58.9点」~料理頻度が高いほど高得点~
【料理頻度別の料理の自己採点の平均点】(n=407)(単位:%)
お父さんの得意料理ベスト3は、「カレー」「パスタ」「チャーハン」(フリー回答)
1位カレー130票
2位パスタ98票
3位チャーハン87票
調査実施先:(株)ミツカン