貴金属投資に関する調査

  • 調査期間
  • 2011/12/20~2011/12/21
  • 調査対象
  • 全国の30歳~59歳の男女 1,000人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

楽天リサーチ(株)は、貴金属投資に関するインターネット調査を実施しました。まず、貴金属投資という投資方法があることを知っていますか?と尋ねました。すると、約7割(66.8%)が「知っている」と回答、そのうち、投資を目的とした貴金属の取引をしたことがある人は16.2%でした(「取引したことはないが、興味はある」30.8%と「特に興味がない」53.0%との回答を除いた割合です)。「金やプラチナそのものを投資商品を保有する目的で購入したことがある」と回答した人(以降、『現物購入派』と称します)と「積立(純金積立、プラチナ積立)を行っている」と回答した人(以降、『積立派』と称します)に、他に現在投資している金融商品について尋ねたところ、最も多かったのが「日本株式(現物・信用)」57.8%、以下「定期預金」51.1%、「投資信託(主に株式に投資しているもの)」「外貨預金」同32.2%と続きました。さらに、『現物購入派』に貴金属に投資している金額について尋ねたところ、「10万円未満」46.7%がトップで、「10万円以上50万円未満」20.0%、「100万円以上500万円未満」15.6%が続いています。投資金額『100万円未満』は、全体の75.6%を占める結果となりました。同じく『現物購入派』に、今後投資金額を増やしたいと思いますか?また増やすとしたら、全体で投資金額をいくらぐらいにしたいとお考えですか?と尋ねたところ、具体的な増額金額を選択した人の合計が44.5%となりました。増額後の金額で最も多かったのは「100万円以上500万円未満」17.8%、「10万円未満」15.6%、「10万円以上50万円未満」6.7%がそれに続いています。続いて、『積立派』に貴金属で積立を行っている理由を尋ねました。結果は、「資産形成のため」51.1%が過半数でトップ、続いて「資産の一部として貴金属を保有するため」33.3%、「将来の値上がりを期待しているため」26.7%となりました。投資を目的とした貴金属取引について、「取引したことはないが、興味はある」もしくは「特に興味がない」と答えた人に、どのようなサービスがあれば純金・プラチナ積立を始めますか?と尋ねたところ、「投資にかかるコストが安くなれば始めたい」が26.4%、「1回あたりの最低取引金額が低ければ始めたい」が22.9%、「インターネットで取引できるようになったら始めたい」が21.6%となりました。一方、「特に始めたいとは思わない」55.5%という回答が過半数となっています。

調査結果

貴金属の投資の認知度(n=1,000)(単位:%)
投資を目的とした貴金属取引(n=668)(単位:%)
現在投資しているその他の金融商品(n=90)(複数選択)(単位:%)
現在貴金属に投資している金額(n=45)(単位:%)
投資額の増減と増額後の投資規模(n=45)(単位:%)
貴金属積立を行っている理由(n=45)(単位:%)
どのようなサービスがあれば純金・プラチナ積立を始めるか(n=560)(単位:%)
調査実施先:楽天リサーチ(株)