平成23年度第3回 インターネット都政モニターアンケート~東京と都政に対する関心 |
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調査結果の概要
都が実施したインターネット都政モニターアンケート結果によると、6割以上(67.4%)が「20年以上」東京都に住んでおり、約9割(88.8%)が今後も「住み続けたい(「どちらかといえば住み続けたい」24.0%含む)」と考えていることが明らかになった。東京は魅力的な都市か否かを尋ねると、「魅力的な都市だと思う」との回答が92.6%と大多数を占めた。魅力的な理由として最も多かったのは、「交通網が充実している」66.5%、以下「物や店が豊富である」44.5%、「芸術や文化に触れる機会が多い」31.4%と続き、一方、魅力的でない理由として最も多かったのは、「物価や地価が高い」44.9%、以下「朝・夕の通勤電車のラッシュがひどい」43.9%、「車や人が多い」34.1%が挙げられた。過去1年間(平成22年8月から平成23年7月まで)の都政の中で、特に関心を抱いた施策や出来事では、「災害派遣や被災地支援等の東日本大震災に関すること」46.1%が1位、以下「オリンピック・パラリンピック招致」27.3%、「小笠原諸島の世界遺産登録決定」25.8%と続いた。最近の都政に対する満足感を見ると、「満足(「どちらかといえば満足」51.9%含む)」が57.4%と、「不満(「どちらかといえば不満」34.1%含む)」の42.6%を上回った。最近の都政に「満足」又は「どちらかといえば満足」と答えた人に、満足の理由を尋ねた。最も多かった回答は、「東京は生活しやすい、都政に不満はない」、次いで「個々の政策に対する評価」、「知事のリーダーシップ、発信力、行動力についての意見や要望」と続いた。一方、最近の都政に「不満」又は「どちらかといえば不満」と答えた人に、不満の理由を尋ねた。最も多かった回答は、「政策への取組が不十分」、次いで「都政がわかりにくい・身近でない、民意の反映や情報提供が不十分」、「知事の都政運営姿勢や発言等についての意見や要望」が続いた。今後、東京都が最も力を入れて取り組むべき分野は何かを尋ねた。「防災対策」62.5%が1位、以下「高齢者対策」37.1%、「治安対策」36.9%の順となった。
調査結果
- 関心を抱いた都政の出来事(5MA)(n=466)(上位5位まで)(単位:%)
- 都政の満足感(n=472)(単位:%)
- 『満足(計)』(57.4%)=「満足」+「どちらかといえば満足」『不満(計)』(42.6%)=「不満」+「どちらかといえば不満」
- 満足の理由(上記設問で、最近の都政に「満足」又は「どちらかといえば満足」と答えた人)(n=261)
(1) 東京は生活しやすい、都政に不満はない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・85件
(2) 個々の政策に対する評価・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74件
(3) 知事のリーダーシップ、発信力、行動力についての意見や要望・・・57件
(4) 身近でわかりやすい都政についての意見や要望・・・・・・・・・・・・・・・・27件
(5) 先進的な取組についての意見や要望・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14件
(6) 行政サービスの充実、安定した財政についての意見や要望・・・・・・13件
(7) 特にない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1件
延べ合計 271件 - 不満の理由(最近の都政に「不満」又は「どちらかといえば不満」と答えた人)(n=200)
(1) 政策への取組が不十分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・81件
(2) 都政がわかりにくい・身近でない、民意の反映や情報提供が不十分・・・72件
(3) 知事の都政運営姿勢や発言等についての意見や要望・・・・・・・・・・・・・・38件
(4) 税金の適正な使い方や、財政支出のあり方に関する意見や要望・・・・25件
(5) その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1件
延べ合計 217件 - 東京都が取り組むべき分野(5MA)(n=472)(上位5位まで)(単位:%)