平成23年度第2回 インターネット都政モニターアンケート~『地域で取り組む子供の育成』について

  • 調査期間
  • 2011/07/29~2011/08/04
  • 調査対象
  • 満20歳以上のインターネット都政モニター500人(477人:回答率95.4%)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

都が実施したインターネット都政モニターアンケート結果によると、最近の子供達を取り巻く状況(家庭環境・学校環境・社会環境)について、子供だった頃と比べて「良くなった(「どちらかといえば良くなった」含む)」とする回答は、家庭環境が22.0%、学校環境が25.1%、社会環境が12.4%。「悪くなった(「どちらかといえば悪くなった」含む)とする回答は、家庭環境が57.2%、学校環境が58.3%、社会環境が78.2%となった。現在の子供達は社会のルール・マナーを守っているか尋ねた。「自分が子供だった頃と比べて、社会のルールやマナーをよく守っている」は17.8%、「自分が子供だった頃と比べて、社会のルールやマナーをあまり守っていない」は54.1%、「変わらない」は21.6%。現在の子供達は「自分が子供だった頃と比べて、社会のルールやマナーをあまり守っていない」と回答した人に、ルールやマナーをあまり守っていない理由を尋ねた。最も多かった回答は、「悪い行為をした時に、子供を叱れる保護者が減っているから」90.7%、次いで「正しい社会ルールやマナーが身についていない大人が増えているから」87.6%、「地域に他人の子供でも叱ってしつける大人が減っているから」74.4%と続いた。子供達に社会のルール・マナーを身につけさせるために大人に求められる心がけとして、「大人が率先してあいさつしたり、感謝の言葉を言う」85.5%、「悪いことをしたときは、自分の子でも他人の子でもきちんと叱る」82.2%、「大人自身が正しい社会ルールやマナーを身につけ、実践する」81.8%が挙げられた。子供を育成するための地域での取組の事例やそれ以外の事例で知っているものとして最も多かった回答は、「子供の安全のための取組(見守りパトロール、安全マップづくり等)」56.6%、次いで「あいさつ運動」40.5%、「子供に職業体験をさせる取組」37.7%と続いた。地域で子供を育成する取組をさらに普及させるための有効な施策は何か尋ねた。「地域の取組へのアドバイザー、サポーターの派遣」25.4%との回答が最も多く、次いで「学校やPTAへのPRを強化」18.7%、「PRイベント等、普及啓発の実施」16.8%の順となった。最近の子供達のイメージを尋ねた。最も多かった回答は、「外で遊ぶことが少なくなった」73.8%、次いで「感情をコントロールできなくなった」46.8%、「先生や保護者の言うことを聞かなくなった」36.1%と続いた。

調査結果

最近の子供達を取り巻く状況(家庭環境・学校環境・社会環境)(単位:%)
子供達と社会のルール・マナーについて(n=477)(単位:%)
子供達が社会のルール・マナーを守らない理由(MA)(n=258)(上位5位まで)(単位:%)
大人に求められる心がけ(MA)(n=477)(上位5位まで)(単位:%)
地域での様々な取組についての認知度(MA)(n=477)(単位:%)
地域で取り組む子供の育成を普及させる有効な施策(n=477)(単位:%)
最近の子供達のイメージ(3MA)(n=477)(単位:%)
調査実施先:東京都生活文化局