平成23年度第1回 インターネット都政モニターアンケート~HIV/エイズについて |
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調査結果の概要
都が実施したインターネット都政モニターアンケート結果によると、HIV/エイズについて最も認知度が高かったのは、「HIVは、誰もが感染するリスクがあるが、感染経路は限られており、十分に予防が可能である」89.7%であった。HIV検査を知ったきっかけでは、「報道記事(新聞記事、テレビニュース、インターネットニュースなど)」53.7%が1位、以下「ポスター・リーフレット・広報用印刷物など紙媒体で見たこと」24.3%、「ホームページなどのインターネット情報を見たこと」4.9%の順となった。2割(22.0%)がHIV検査を「受けようと思ったことがある」と回答した。HIV検査を受けようと思った理由を尋ねた。最も多かった回答は、「HIV検査のことを知って関心を持ったこと」35.5%、次いで「感染するかもしれない行為があったこと」27.1%、「医療機関で、妊婦健診・術前検査として、または診療を受けた際等に勧められたこと」20.6%が続いた。HIV感染を職場に伝えるか否かを尋ねると、「伝えると思う」との回答が15.8%、8割以上が「伝えないと思う」84.2%と回答した。HIV感染を伝えないと思う理由で最も多かったのは、「上司や同僚が、HIV/エイズに関する誤解や偏見を持っているかもしれないと思うから」41.1%、次いで「個人のプライバシーなので、必ずしも伝えなくてよいと思うから」25.2%、「待遇面等で、不利益な扱いをされる可能性があるから」20.8%の順となった。HIV/エイズの治療をしながら働き続けるためには、職場においてさまざま対応が望まれる。職場のHIV/エイズに対する理解度として最も多かった回答は、「HIV/エイズに関する個人情報が漏れることがないなど、プライバシーが適切に守られること」42.0%、次いで「上司や同僚が、HIV/エイズについての誤解や偏見などを持たずに、HIV陽性者に接すること」33.3%、「HIV/エイズが原因で、異動や昇進などに不利益な取扱いを受けないこと」31.5%と続いた。