自宅用飲料水の対策に関する意識調査

調査結果の概要

ネットマーケティングを展開する(株)アイシェアは、自宅用飲料水の対策に関する意識調査を実施。20代から50代の男女1,166名の回答を集計しました。まず、回答者全員に自宅の水道水を煮沸や浄水器などでのろ過をせずにそのまま飲むことに抵抗があるか？尋ねたところ、過半数を超える53.3％が『抵抗がある（「とても抵抗がある」18.4％、「少し抵抗がある」34.9％の合計）』と回答しました。男女別に見ると、男性が45.3％だったのに対して、女性は65.5％と高水準でした。また、自宅用の飲料水に「安全」と「美味しさ」のどちらを求めるか？を聞いたところ「安全」が78.3％で、「美味しさ」の21.7％を大きく引き離したことからも「安全」に対する意識の高さが窺えました。さらに、自宅の飲料水に対して何らかの対策を行っているか？尋ねたところ、「行っている」は全体の51.3％とこちらも過半数を超えました。男女別では男性対策者が42.3％だったのに対し、女性では64.9％と大差がついたことからも、『水の安全』に対する意識は女性の方が高いことが確認されました。実際にメインで行っている飲料水への対策を挙げてもらったところ、「浄水器を設置（逆浸透膜フィルター搭載以外）」46.2％がトップ、以下「市販のミネラルウォーターを購入」28.8％、「スーパー等に設置のミネラルウォーター給水サービスを利用」12.0％と続きました。また、「逆浸透膜フィルター搭載の浄水器を設置」は4.8％で１位と合計すると『浄水器を設置』は51.0％と半数以上に達します。なお、「家庭用ウォーターサーバーを設置」も4.3％となっており、いずれも一般家庭への普及が始まった段階と言えそうです。これらメインの対策によって得られる水が『安全』だと「思う」と答えたのは対策者全体の79.1％と、ほとんどの人が現状の対策に「安全」と感じていることがわかりました。ちなみに、現在メインで行っている対策についてコストパフォーマンスを評価してもらったところ、「とても良い」12.2％、「どちらかというと良い」61.7％の合計73.9％が『良い』と回答。「どちらかというと悪い」23.9％、「とても悪い」2.2％を合わせた『悪い』は26.1％と半数以下ですが、割合としては少なくはありません。また、メインで行っている対策のデメリットについても聞いたところ、「お金がかかる」57.9％が全体の１位、２位は「設置・保管スペースが必要になる」21.7％、３位に「メンテナンスが面倒」17.6％となりました。これらメインの対策によって得た水を料理の際に利用しているかどうか？の問いには、合計で87.0％が『料理に利用している（「すべてに利用している」43.3％、「一部に利用している」43.6％の合計）』と回答しました。最後に自宅用の飲料水対策でひと月あたり平均いくらかかっているか？答えてもらったところ、最も多かったのは「1,000～3,000円未満」38.5％、以降「1～1,000円未満」36.0％、「3,000～5,000円未満」11.9％と続いてます。

調査結果