ボーナス後転職に関する意識調査(2011年)

  • 調査期間
  • 2011/12/15~2011/12/18
  • 調査対象
  • 現在の勤務先にボーナス支給制度があり、転職を検討している25歳~39歳の正社員・契約社員 400人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(株)が運営する、転職サイト『イーキャリア』は、現在の勤務先にボーナス支給制度があり、転職を検討している25歳から39歳の正社員・契約社員に対し、ボーナス後転職に関する意識調査を行いました。まず、転職を考えている理由を尋ねたところ、「給与に不満があるため」49.5%と「労働条件が悪いため」45.5%がほかの項目よりも高くなりました。今年(2011年)の冬のボーナス額(まだ支給されていない人には予想額)を尋ねました。去年(2010年)と今年(2011年)の冬のボーナス額の増減では、増えた人は36.3%、変わらない人は41.3%、減った人は22.5%となりました。また、今年(2011年)の冬と夏のボーナス額の増減では、増えた人は39.3%、変わらない人は44.3%、減った人は16.5%となり、約4割が夏よりも増えていることがわかりました。今年(2011年)の冬のボーナス額(またはボーナスの予想額)は、転職を検討するきっかけになったか?尋ねたところ、22.3%が「なった」と回答。具体的な退職時期を検討する際、ボーナス額の確定日や支給日を考慮するか?との問いに、65.8%が「考慮する」と回答しました。退職時期を検討する際、ボーナス額の確定日や支給日を考慮すると回答した人に、退職時期はいつ頃を検討しているか?尋ねたところ、約半数が「ボーナス支給月の1ヶ月後」49.8%を退職時期として考えていることがわかりました。その時期を選んだ理由としては、「ボーナスをもらったらすぐに辞めたいから」50.6%、「ボーナスをもらってすぐに辞めるのは気がひけるから」32.7%に多くの回答が寄せられ、男女別で見ると、「転職先のボーナスに影響するから」との回答は、男性で12.3%、女性で3.8%と男性の方が8.5pt高く、次の勤務先のボーナスも頭に入れて転職を考えていることがわかりました。転職関連における年末年始の予定について尋ねました。「求人情報を収集する」37.3%、続いて「業界/企業を研究する」19.0%、「転職の具体的なスケジュールを立てる」14.0%となり、情報収集を中心に、転職へ向けての準備を行うことがわかりました。次に、年末年始の休みの時期に企業側に行ってほしいことでは、「求人情報の公開/更新」61.0%、続いて「会社説明会」21.5%、「書類選考」13.3%の順となりました。一方、「採用活動は行わないでほしい」は30.8%と、年末年始はゆっくり過ごしたいと考えている人も3割いることがわかりました。

調査結果

転職を考えている理由(n=400)(複数回答形式)(上位5位まで)(単位:%)
ボーナス額の増減(n=400)(単一回答形式)(単位:%)
今年(2011年)の冬のボーナス額が転職を検討するきっかけになったか(単一回答形式)(単位:%)
退職時期を検討する際、ボーナス額の確定日や支給日を考慮するか(単一回答形式)(単位:%)
検討している退職時期(上記設問で「考慮する」と回答した人:n=263)(単一回答形式)(単位:%)
退職時期としてその時期を選んだ理由(同上)(単位:%)
全体
(n=263)
男性
(n=106)
女性
(n=157)
ボーナスをもらったらすぐに辞めたいから50.648.152.2
ボーナスをもらってすぐに辞めるのは気がひけるから32.728.335.7
転職活動にお金がかかるから26.227.425.5
転職先のボーナスに影響するから7.212.33.8
ボーナスはもらわなくてもいいから1.93.80.6
その他3.82.84.5
転職関連で、年末年始の休みの時期に、行う予定のこと(n=400)(複数回答形式)(単位:%)
年末年始の休みの時期に、企業側に行ってほしいこと(n=400)(複数回答形式)(単位:%)
調査実施先:ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(株)<「イーキャリア」調べ>