たばこに関する調査

  • 調査期間
  • 2011/11/22~2011/11/24
  • 調査対象
  • 2011年9月実施の「たばこに関する調査」でたばこを「吸う」と回答した人 220人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

インターネット調査会社の(株)マーシュは、2011年9月の自主調査「たばこに関する調査」でたばこを『吸う』と回答した喫煙者を対象に、インターネット調査で追跡調査を行いました。喫煙の有無について尋ねたところ、「喫煙する」と回答した人は97.3%、「喫煙しない」と回答した人は2.7%でした。「喫煙する」と回答した人に質問しました。普段たばこを購入する場所を尋ねたところ、圧倒的に「コンビニエンスストア」79.0%が多く、次いで「自動販売機」34.6%、「たばこ屋」33.6%の順となりました。普段のタスポ利用を尋ねました。「普段から継続的に使用している」人は16.4%と10%台に留まり、一方、「タスポ自体を持っていない」56.5%人が半数以上を占めました。コンビニエンスストアでたばこを購入する時に銘柄を間違えられた経験はありますか?『間違えられる(た)経験がある(計)』のは30.3%、「頻繁に間違えられる(た)ことがある」人は僅か2.3%に留まりました。2011年3月の大震災が原因で起こった原子力発電所事故により、放射線量/放射性物質への注目が高まりました。そこで、放射線量/放射性物質の脅威を尋ねたところ、52.8%が脅威を感じていました。たばこに含まれる成分である『ポロニウム210』について知っているかどうか?を尋ねたところ、「意味までよく知っている」は僅かに1.9%。「名前を聞いたことがある程度」15.9%を含めた認知率でみても17.8%と、2割を下回りました。 『ポロニウム210』の説明を読んだ後にその脅威について尋ねました。57.0%は『脅威に感じている(計)』と回答しており、原子力発電所の事故が原因の放射線量/放射性物質の脅威より約5pt上回る結果となりました。【『ポロニウム210』は発がん性の高い物質であり、体内にたまると局所的に放射線量が集中することになる】といった説明を読んだ後に、たばこを吸う本数を尋ねたところ、57.9%は「吸う本数は変わらない」と回答。一方、「吸う本数を減らす」との回答は36.4%、「禁煙」は僅かに5.1%に留まり、放射線量/放射性物質の脅威を感じつつも禁煙には結びつかない傾向が見られました。

調査結果

あなたはたばこを吸いますか。あてはまるものをお選びください。(n=220)(1つ選択)(単位:%)
普段、あなたがたばこを購入する場所はどこですか。当てはまるものを全てお知らせください。(上記設問で「喫煙する」と回答した人:n=214) (複数選択可)(単位:%)
普段、あなたは、タスポを利用しますか。(喫煙する人:n=214)(1つ選択)(単位:%)
あなたは、コンビニエンスストアでたばこを購入する時に銘柄を間違えられた経験はありますか。(喫煙する人:n=214)(1つ選択)(単位:%)
2011年3月の大震災が原因の原子力発電所の事故についてお窺いします。あなたは、放射線量、放射性物質に関して現在、どの程度脅威に感じていますか。(喫煙する人:n=214)(1つ選択)(単位:%)
あなたは、“ポロニウム210”という名前についてご存知ですか。(喫煙する人:n=214)(1つ選択)(単位:%)
“ポロニウム210”とは、たばこの煙に含まれる成分の1つで発がん性の高い物質になります。体内にたまると非常に高濃度の“ポロニウム210”になり、局所的に放射線量が集中することになります。これを聞いて、あなたはたばこに対してどの程度脅威を感じますか/たばこを吸う本数に変化がありますか。(喫煙する人:n=214)(1つ選択)
<たばこに対する脅威>(単位:%)
<たばこを吸う本数>(単位:%)
問合せ先  営業企画チーム  水城良祐
mail:mizuki@marsh-reserch.co.jp
調査実施先:(株)マーシュ