不動産情報サイト利用者意識アンケート調査(1) |
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調査結果の概要
不動産情報サイト事業者連絡協議会(事務局:東京都港区、略称:RSC)では、このたび、当協議会ホームページおよび会員不動産情報サイト上で一般消費者向けに実施した【不動産情報サイト利用者意識アンケート調査結果】をまとめました。それによると、インターネットでの物件検索後、72.5%のユーザーが実際に不動産会社に問い合わせをしていました(賃貸物件検索者では65.8%、売買物件検索者では77.0%)。問い合わせた不動産会社数は「3社」22.9%がトップ、以下「2社」22.6%、「1社」16.5%と続きました。問い合わせ方法で最も多いのは「メール」71.5%が圧倒的に多く、「その他」では『不動産会社を直接訪問』という回答が目立ちました。問い合わせをした不動産会社を選んだ理由は、賃貸・売買ともに「条件に合う物件情報を提供していたから」が1位。次いで、ともに「希望する物件の地域にあったから」となりましたが、3位は、賃貸が「ネットに多くの物件を掲載していたから」であるのに対し、売買は「社名を知っていたから」でした。問い合わせに対する不動産会社の対応の満足度(前年2010年との比較)を見ると、『満足(「満足」+「やや満足」)』は上昇しています。賃貸は前年より3.1pt増の63.2%、売買は同2.7pt増の66.0%。ただ、賃貸の『不満』の増加が気になります。問い合わせ後、実際に不動産会社に訪問した割合(「訪問していない」という回答以外の合計)は、前年より2.1pt増の74.8%(賃貸検索者は3.4pt減で70%を割り込みました。一方、売買検索者は5.3pt増でした)。不動産会社の訪問社数の最多は「2社」28.1%、次いで「1社」26.1%、「3社」22.8%の順でした。賃貸・売買ともに「1社」と「2社」が減少し、「3社」が増加、特に賃貸は7.1ptも増加しており、『慎重派』が増えている様子です。不動産会社を訪問後、物件の契約をした人が前年より11.4pt増加して、6割に迫る勢いです。売買契約者は同13.8pt増、特に『問い合わせをした不動産会社』で契約したユーザーの伸びが大きくなりました。
調査結果
- インターネットでの物件検索後、実際に不動産会社に問い合せしましたか?(単位:%)
- 問い合わせた不動産会社数は?(単位:%)
- 不動産会社への問い合わせ方法は?(単位:%)
全体
(n=663)賃貸
(n=242)売買
(n=421)メール 71.5 71.5 71.5 電話 49.2 45.5 51.3 その他 10.9 10.3 11.2 - 問い合わせをした不動産会社を選んだ理由は?(単位:%)
全体
(n=663)賃貸
(n=242)売買
(n=421)条件に合う物件情報を提供していたから 72.9 75.6 71.3 希望する物件の地域にあったから 36.7 33.5 38.5 ネットに多くの物件を掲載していたから 28.8 32.2 26.8 社名を知っていたから 28.1 22.3 31.4 検索エンジン(yahoo!等)ですぐに見つかったから 5.9 5.8 5.9 その他 4.4 5.0 4.0