『ママ友』いますか?

  • 調査期間
  • 2011/05
  • 調査対象
  • 20代~50代の実施先WEB会員女性 343人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

最近ドラマにも取り上げられたせいか、クローズアップされることの多い『ママ友』という独特の人間関係。子育て世代はどのように捉えているのでしょうか?調査してみました。『ママ友』でイメージするのは?尋ねました。「助け合える」56.6%や「気が合う」51.3%など、前向きな印象を持っている反面、「気を使う」39.1%や「面倒くさい」28.0%、「トラブルがある」24.5%など、ネガティブな面も見え隠れする結果となりました。また、『ママ友がいる』と答えた人は81.3%でした。ママ友との知り合う場所として一番多かったのは「幼稚園・保育園」77.4%でした。これは保護者として毎日の送迎や行事などで集まる機会が必然的に増えるからと思われます。また、どんなつきあいか?尋ねたところ、上位を占めていたのが「ランチ程度」67.0%、「メール程度」56.3%というものでした。ここで『程度』という言葉に注目すると、あえて『程よくおつきあいしたい』というニュアンスも含まれているように見えます。そして、呼び方についてみると、「○○ちゃん(くん)ママ」41.9%というママ友独特の呼び方は比較的健在でした。子どもあっての知り合い、という側面が強い『ママ友同士』にとっては依然として受け入れられているようです。ママ友と夫の話をしますか?「はい」と答えた人は76.0%。どんな話を?「夫の話=愚痴」49.5%のような結果になりました。他の回答も「旦那にもっと家事を手伝ってほしい(子育て・家事への参加)」23.1%、「ウチのだんなは~なのよ!(癖・性格)」3.8%など、ほぼ愚痴へとつながっていくような内容となりました。ママ友とトラブルになったことはありますか?「はい(ある)」と回答した人は35.5%、「子ども同士の喧嘩に親が口を出す」29.8%が最多でした。ママ友がいてよかったと思うことを教えてもらったところ、最も多かったのは子育てに試行錯誤する者同士で「悩みを相談し合える」35.5%でした。ママ友は、実に頼もしい存在のようです。また、主婦ならではのコミュニケーション能力のよさを活かして「情報交換できる」22.2%のも便利ですし、「子どもの面倒をお互い見る」17.6%など、困ったときに助け合えるのも心強いです。しかし、一方では、「悪口を言う」19.7%、「自分勝手・気まま」15.1%、「プライバシーに介入する」14.7%、「無神経・非常識・ずうずうしい」9.3%、「他の子が悪い、自分の子どもが正しい」7.9%などなど、確かに『ありえない!』と叫びたくなるほどのトラブルも。しかしこの回答をあえて反面教師として、ママ友とのおつきあいの際に参考にしたらいかかでしょうか?ひょっとしたら、コミュニケーション解決の糸口になるヒントがあるかもしれません。

調査結果

“ママ友”でイメージするのはどれですか?(n=343)(単位:%)
ママ友は何人くらいいますか?(n=343)(単位:%)
どこで知り合いましたか?(n=279)(単位:%)
どんなつきあいをしていますか?(n=279)(単位:%)
何と呼びあいますか?(n=279)(複数選択)(単位:%)
ママ友と夫の話をしますか?(n=279)(単位:%)
ママ友と夫の話をする人、どんな話をしますか?(n=212)(単位:%)
ママ友とトラブルになったことはありますか?(n=279)(単位:%)
トラブルになったことがある人、どんなトラブルですか?(n=47)(単位:%)
“ママ友人がいてよかった”と思うことがあれば教えてください(n=279)(単位:%)
“こんなママ友人はイヤ”“ありえない!”と思うことがあれば教えてください(n=279)(単位:%)
調査実施先:(株)キャリア・マム