採用・人材育成に関する調査(2)

  • 調査期間
  • 2011/09/02~2011/09/05
  • 調査対象
  • ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする人事関連業務に携わることがある20歳~59歳のビジネスパーソン 1,000人(男性780人、女性220人)
  • 調査方法
  • モバイルリサーチ

調査結果の概要

社内での英語利用について、英語の社内公用語化を行っているか?採用時に英語の面接を行っているか?を尋ねたところ、英語の社内公用語化では、「既に行っている」が3.5%、「行う予定である」は2.7%、「行う予定はないが、可能性はある」は27.1%、「行う予定も可能性もない」66.7%となり、既に社内公用語が英語であるとの回答は1割未満(3.5%)に留まりました。採用時の英語での面接では、「既に行っている」が4.7%、「行う予定である」は3.0%、「行う予定はないが、可能性はある」は26.6%、「行う予定も可能性もない」65.7%となり、社内公用語と同様に、既に採用時に英語での面接を行っているとの回答は1割未満(4.7%)に留まりました。勤務先で来年、どのような形式の社員研修を用意するべきだと思うか?尋ねたところ、最も多かったのは「少人数制で行う研修」41.6%でした。オフィスの空きスペースに英会話スクールを設置することができるとしたら興味があるか?尋ねたところ、「興味がある」15.7%、「どちらかといえば興味がある」29.5%となり、それらを合わせた『興味がある(計)』は45.2%と4割半、「どちらかといえば興味はない」22.5%、「興味はない」32.3%となり、それらを合わせた『興味はない(計)』は54.8%と5割半となりました。『海外進出層』と『海外進出予定・可能性あり層』について『興味がある(計)』、『興味はない(計)』の値を見ると、『海外進出層』では、『興味がある(計)』56.7%、『興味はない(計)』43.3%となり、『海外進出予定・可能性あり層』では、『興味がある(計)』62.9%、『興味はない(計)』37.1%と、どちらの層も『興味がある(計)』が半数を上回りました。社員研修の問題点に感じることを尋ねたところ、最も多かったのは「研修が受け身だけになってしまう」47.5%、次いで「研修後のフォローが足りない」43.8%、「研修の効果が測定しづらい」43.2%と続きました。社員研修の問題点に感じることの3位が「研修の効果が測定しづらい」となりましたが、社員研修の効果を感じているか?尋ねたところ、「効果が感じられる」6.9%、「どちらかといえば効果が感じられる」47.8%となり、それらを合計した『効果が感じられる(計)』は54.7%と5割半となりました。また、今後の研修費用について、増加させたいか、減少させたいか?尋ねたところ、「増加させたい」11.0%、「どちらかといえば増加させたい」45.8%で、それらを合わせた『増加させたい(計)』は56.8%となり、一方、「どちらかといえば減少させたい」36.3%、「減少させたい」6.9%で、それらを合わせた『減少させたい(計)』は43.2%となりました。研修効果を感じている層(社員研修の受講者に対し研修の「効果が感じられる」、または「どちらかといえば効果が感じられる」と回答した547人)と研修効果を感じていない層(社員研修の受講者に対し研修の「効果が感じられない」、または「どちらかといえば効果が感じられない」と回答した453人)を比較すると、効果を感じている層では研修費用を『増加させたい(計)』は67.7%と7割弱、効果を感じていない層では『増加させたい(計)』は43.7%と24.0ptの開きが見られました。

調査結果

英語の社内公用語化を行っているか/採用時に英語の面接を行っているか(単一回答形式)(単位:%)
勤務先で来年、用意するべきだと思う社員研修の形式(n=1,000)(複数回答形式)(上位15位までを抜粋)(単位:%)
オフィスの空きスペースに英会話スクールを設置することができるとしたら、興味があるか(複数回答形式)(単位:%)
社員研修の問題点に感じるもの(n=1,000)(複数回答形式)(単位:%)
社員研修の受講者に対し効果を感じているか(単一回答形式)(単位:%)
今後の研修費用を増加させたいか、減少させたいか(単一回答形式)(単位:%)
調査実施先:株式会社GABA 英会話のGaba調べ