秋の味覚に関する調査(1)

調査結果の概要

パルシステム生活協同組合連合会は、秋の味覚に関する調査を実施しました。最初に【○○の秋】という言葉の○○に入るものを尋ねたところ、全体で最も多かったのは、「食欲」53.7％でした。以下「スポーツ」12.4％、「行楽」9.9％と続き、性別で見ると、全体でトップだった「食欲」では男性が46.2％であったのに対し、女性ではそれよりも15.0pt高い61.2％でした。次に、【秋の味覚といえばこれだ！】と思う食材を尋ねたところ、最も多かったのは、「さんま」68.9％でした。以下「くり」66.2％、「なし」60.5％と続き、性別で見ると、全体的に回答割合は、女性の方が高い傾向が見られました。特に「くり」は女性が77.6％（男性54.8％）、「さつまいも」は女性が52.6％（男性23.6％）で、男女間で大きな差が見られました。続いて、収穫体験をしたことがある秋の味覚を尋ねました。最も多かったのは、「さつまいも掘り」55.9％でした。以下「ぶどう狩り」55.0％、「くり拾い」46.5％と続きました。先の質問【秋の味覚といえば～】という設問で１位になり、また秋の食材の代表格である「さんま」について、いろいろな質問をしてみました。『焼さんま』を食べるときの【お供】として欲しいものを尋ねてみました。最も多かったのは、「大根おろし」91.4％でした。以下「醤油」56.4％、「ポン酢」42.3％と続きます。続いて、さんまの食べ方や意識などについて尋ねた結果を見ると、『【焼さんま】を１尾、キレイに食べきる自信がある』では、「あてはまる」が54.8％となりました。次に、『【焼さんま】の【はらわた】を食べる派である』に、「あてはまる」が21.8％、「あてはまらない」が60.0％で【食べない派】に軍配が上がりました。『（さんまは）多少高くても旬の食材なので食べたい』に、「あてはまる」が42.4％、「あてはまらない」が17.4％となりました。続いて、『新鮮なさんまの見分け方を知ってい』に、「あてはまる」が33.5％、「あてはまらない」が38.0％と、若干ではありますが、「あてはまらない」と答えた回答者が多いという結果になりました。『七輪と炭で焼いたさんまを食べたいと思う』では、７割半ばの74.7％が「あてはまる」と答え、「あてはまらない」の9.2％を大きく上回りました。焼くだけでなく、煮ても生でもおいしい【さんま】ですが、食べたいと思う【さんま】を使った料理を尋ねてみました。１位は「焼さんま」92.7％でした、以下「お刺身」50.3％、「さんまの蒲焼」40.7％と続きました。性別で見てもそれほど大きな差はみられず、男女ともに「焼さんま」が最も支持されていることがわかりました。【さつまいも】はビタミンＣや食物繊維が豊富で、栄養満点の秋の食材の代表格の一つです。そこで、好きな【さつまいも】を使った料理を尋ねたところ、１位は「焼き芋」87.2％、以下「天ぷら」76.9％、「大学芋」66.5％となりました。性別で見ると、全体的に女性のほうが各項目を選んだ割合が高く、特に「大学芋」や「スイートポテト」などの【デザート系】で女性のほうが男性よりも20pt以上高い結果になり、それぞれ76.8％（男性56.2％）、78.6％（男性44.0％）となりました。

調査結果