日本の世界遺産に関するアンケート調査

調査結果の概要

株式会社JTBはこの度、日本の世界遺産に関するＷＥＢアンケートを実施しました。まず、世界遺産へ登録後、世界遺産観光を目的として旅行をしたことはありますか？と尋ねたところ、半数以上が「ある（はい）」54％と回答、訪れた世界遺産は、「古都京都の文化財」「厳島神社」が11％で同位、「原爆ドーム」「日光の社寺」同10％が続きました。また、同じ世界遺産を複数回訪れたことがありますか？と尋ねました。２人に１人が「「ある（はい）」52％と回答、複数回訪れたことがある世界遺産は、１位「古都京都の文化財」、２位「古都奈良の文化財」、３位「日光の社寺」の順となりました。訪れた理由を尋ねると、「一度訪れて気に入った」26％、「違う季節に見たかった」25％で半数を占めています。世界遺産へ登録後、世界遺産観光を目的として旅行をしたことがない人に世界遺産を訪れたことがない理由を尋ねました。すると、「混雑してそう」30％ 、「どこが世界遺産だかよく知らない」16％、「地理的に行きにくい」「旅費がかさむ」同14％などが挙げられました。今後、訪れてみたい世界遺産を尋ねました。１位「屋久島」、２位「小笠原諸島」、３位「知床」４位「平泉‐仏国土を表す建築・庭園・遺跡群‐」など、現在、登録されている日本の世界遺産16件のうち、世界自然遺産は４件ですが、その４件すべてがトップ５にランクインされ、世界自然遺産の人気が窺えます。４位、５位には東北地方にある２つの世界遺産がランクインしており、観光の側面から東北復興の一助になることが期待されます。

調査結果