クールビズ導入にともなう服装と身だしなみに関する調査

調査結果の概要

インターネット調査会社の(株)マクロミルでは、勤務先でクールビズを実施している会社員・公務員を対象に、クールビズに関する調査を実施しました。まず、会社で許容しているクールビズのファッションについて尋ねたところ、「ノーネクタイ」98.3％はほぼ100％、「ノージャケット」は87.6％、「半袖シャツ」は82.9％となっています。男性に自分自身がクールビズをとりいれているか？尋ねたところ、「とりいれている」と回答した人は87.2％、「したい気持ちはあるが、とりいれていない」と回答した人は9.3％、「とりいれたいと思わない」と回答した人は3.5％となりました。クールビズのファッションをしている男性に、どのようなクールビズのファッションをとりいれているか？尋ねたところ、「ノーネクタイ」が96.4％、「ノージャケット」が84.4％、「半袖シャツ」が52.9％となっています。クールビズのファッションをとりいれていない男性にその理由を尋ねたところ、「お客様・取引先に配慮して」が39.4％で最も多く、次いで「気に入るクールビズ商品がないから」33.3％、「社内でまだ浸透していないから」30.3％となっています。勤務先の会社がクールビズを導入していることに賛成か反対か？尋ねたところ、「賛成」が85％、「どちらかといえば賛成」が14％とほぼ100％の人が賛成しています。クールビズに対する意見を窺いました。『来年以降もクールビズを導入してほしいか？』という問いに対し、ほぼ100％の人が肯定的評価（そう思う＋ややそう思う）をしています。一方、今年から始まったスーパークールビズに関して、55.6％の人が『スーパークールビズ（ポロシャツやアロハシャツなど）は、やりすぎだ』と回答しています。社内業務時に女性がしていたらビジネスマナーに反すると思うクールビズのファッションについて尋ねたところ、「お腹の見える服」が72.1％で最も多く、次いで「ローライズ（腰履き）」46.5％、「胸元の空いた服」40.7％となっています。男女別に見ると、全般的に女性は男性に比べ高く、特に「肩が出ている服」は51.9％と男性に比べ31pt高く、男女間でギャップがみられます。男性には『夏に気を付けている身だしなみ』について、女性には『夏に気になる男性の身だしなみ』について尋ねたところ、男女ともに１位は「体臭」となりました。２位以降については男女間にズレが生じており、男性では２位「顔のテカリ」45.3％、３位「わきの下の汗ジミ」41.5％、４位「ひげを剃る・伸びたひげ」36.4％。女性では２位「わきの下の汗ジミ」64.0％、３位「顔のテカリ」51.6％、４位「髪のべとつき」47.7％となっていました。男性より女性の方が気になると回答している項目が全般的に多く、「すね毛や胸毛」は30pt、「わきの下の汗ジミ」「髪のべとつき」「香水のつけすぎ」は20pt以上の差をつけています。

調査結果