第17回(平成23年度)水にかかわる生活意識調査(2)

  • 調査期間
  • 2011/06/09~2011/06/14
  • 調査対象
  • 東京圏、大阪圏、中京圏に居住する20歳代~60歳代の男女 1,500人(男女各750人)(各地域500人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

『水の都』という言葉のイメージに最も近い日本の町や都市を挙げてもらったところ、トップは「大阪」23.3%でした。以下「大垣」6.7%、「郡上八幡」3.4%と続きます。好きな水辺について尋ねたところ、1位は「渓流・滝」45.4%、以下「海の砂浜」42.5%、「温泉」32.5%の順でした。子どもたちに伝えたいと思うものでは、約6割が「生き物が豊かな水辺の大事さ」59.0%を挙げています。2位は「水を大事にする心」53.3%、3位は「節水や水の再利用方法」37.3%でした。将来にわたって、きれいな水が飲めるようにするために必要なことを尋ねたところ、1位は「森林の保全」47.1%、以下「河川や海にゴミを捨てない意識の向上」38.3%、「家庭の節水・汚水を排水しない努力」36.7%と続きました。男女別に見ると、男性は「森林の保全」49.7%、「河川や海にゴミを捨てない意識の向上」34.1%、「学校での自然・環境教育の充実」33.7%の順で、一方、女性は「家庭の節水・汚水を排水しない努力」45.2%、「森林の保全」44.4%、「河川や海にゴミを捨てない意識の向上」42.4%の順で多くなっています。100年後の水をとりまく環境の予測1位は「環境税が導入されている」32.1%、2位は「水道料金が高騰している」29.9%と金銭的負担の増加が上位を独占しました。その一方で、「水処理技術の進歩で海水が飲めるようになっている」21.7%、「海や川がきれいになっている」、「人工的に雨を降らせることができる」同17.9%といったポジティブな見方もそれぞれ2割近くが予測しました。

調査結果

水の都のイメージの都市トップ10(n=1,500)(自由回答)(単位:%)
好きな水辺(n=1,500)(3つまで)(単位:%)
子どもたちに伝えたいと思うもの(n=1,500)(複数回答)(単位:%)
きれいな飲める水を残すために必要なこと(複数回答)(単位:%)
100年後の水をとりまく環境予測(複数回答)(上位10位まで)(単位:%)
調査実施先:ミツカン水の文化センター