20代~50代主婦の夏の「食」意識調査 |
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調査結果の概要
日々、陽射しが強まってきましたが、今年の夏を元気に乗り切るために、主婦はどんなことに気を遣い、どんな工夫をしているのでしょうか? (株)ミツカングループ本社では、東京都と大阪府在住の20代から50代のお料理好きの主婦416人を対象に、『夏の食意識に関する調査』を実施しました、まず、今年の夏を元気に乗り切るためにしようとしている工夫を尋ねたところ、「バランスの良い食事を心がける」83.4%、「3食きちんと食べる」72.8%、「充分な睡眠をとる」71.2%と、食生活と睡眠が大切と考えていることがわかりました。夏の食に関する悩みでは、「食材が傷みやすい」74.0%、「台所で火を使うと暑い」70.2%、「時間が経った料理が傷んでいるか心配」59.9%が上位3位となり、『暑い台所』に加え『食の安全』をどう確保するかが夏の食生活における一番の悩みであることがわかりました。今年の夏の食事・調理の意識を尋ねた場合でも、「食中毒防止を意識する」96.9%が1位となりました。9割以上の主婦が、今年の夏は食の安全を一番に意識していることがわかりました。以下「夏バテ防止を意識する」92.1%、「省エネを意識する」87.3%の順でした。今年の夏は、「食中毒防止を意識する」と答えた人に、具体的に気をつけていることを尋ねました。9割以上の主婦が、「食材によく火を通す」92.1%と回答、続いて「調理の前によく手を洗う」82.9%、「調理器具の殺菌・除菌を心がける」71.7%が挙がりました。いつも夏によく使う調味料は、「お酢」69.2%、「ぽん酢」64.4%、「つゆ」55.3%と、酢や酢を使った調味料が上位を占めました。今年の夏、食の保存性を高めるために使いたい調味料は、「お酢」70.0%、「塩」31.3%、「ぽん酢」23.3%となりました。1位の「お酢」のポイントは、2位「塩」の2倍以上で、主婦は、この夏『食の安全』を守るために、積極的に「お酢」を活用したいと考えていることがわかりました。今年の夏の食事・調理の意識で「省エネを意識する」を答えた人に、具体的にどのようなことに気をつけるか?尋ねたところ、「手順を考え、効率よく調理を行う」74.1%が1位、以下「冷蔵庫の開閉を最小限にする」63.1%、「炊飯器の保温をやめる」57.3%、「冷蔵庫に食品を詰め込みすぎない」55.6%となり、電気器具の使い方より、手順をよく考え、効率のよい調理をすることが省エネにつながると考えていることがわかりました。今年の夏の食事・調理の意識で「食事の用意の時間を短くしたい」と答えた人に尋ねた『時間を短くする工夫』でも、1位は「手順を考え、効率よく調理を行う」78.8%で、2位「電子レンジを使う」63.7%を15.1pt引き離しました。夏の省エネ調理のポイントは、『手順を考え、効率よく調理を行う』ことと言えそうです。