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第2回 ビジネスパーソンのコミュニケーション感覚調査(1) |
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調査結果の概要
(学)産業能率大学は、20代から50代のビジネスパーソンを対象にコミュニケーションツールの活用状況や、ビジネスシーン、職場におけるコミュニケーションの意識などを尋ねた調査結果をまとめました。本学では2006年にITツールを中心にした調査を実施しましたが、環境変化が激しいことから、あらためて調査を実施しました。まず、モバイル機器の保有状況について尋ねたところ、「スマートフォン」は14.2%、「携帯電話(スマートフォン除く)」は90.2%、「ネットブック(ミニノート)」は9.5%、「ノートパソコン(ネットブック除く)」は20.5%、「タブレット端末」は4.2%でした。ソーシャルメディアと総称される主なネットサービスへの登録状況を尋ねました。最も多かったのは「ミクシイ」29.4%でした。続いて「ツィッター」19.0%、「ブログ」16.3%の順となっています。ソーシャルメディアを仕事において、コミュニケーションツールやマーケティングツールとして活用できると思うか?尋ねたところ、「既に活用している」が10.1%、「まだ活用していないが、サービスによっては活用できると思う」が43.0%、「活用できるとは思わない」が46.9%でした。「活用している」「活用できると思う」と回答した人に、どのような活用方法が考えられるか?尋ねたところ、「情報発信」60.9%が最多、これに「人脈づくり」51.4%、「社内の業務連絡」44.7%が続いています。積極的に活用している人や活用を考える人にとっては『インフラ』のようになりつつあるようです。実名登録を推奨するフェイスブックなどに、実名や連絡先などの個人情報を掲載することに抵抗があるか?尋ねたところ、72.1%が「抵抗がある」と回答、「抵抗がない」は27.9%に留まりました。「抵抗がある」と答えた人に、理由を尋ねたところ、「個人情報を悪用されそう」90.5%、「知り合いに見られたくない」51.9%、「自由な発言ができない」31.7%でした。また、どのような個人情報を公開することに抵抗があるか?尋ねました。『自分の顔写真』97.1%は一番抵抗があるようです。『自分の本名』93.0%、『勤務先の名称』91.8%なども「抵抗がある」が9割を超えています。仕事上のメールトラブルを尋ねたところ、「メールが相手に届いていないことによるトラブル」を経験したことがある人は22.3%、「bccとするべきメールアドレスをccで送信」5.6%はおよそ20人に1人、「社外秘の情報を謝ってメールで社外の人に送信」という大きなミスもおよそ100人に1人の割合(0.9%)で経験したことがあるとしています。