『七夕に関する意識と実態』調査

  • 調査期間
  • 2011/05/23~2011/05/24
  • 調査対象
  • 全国に居住する10代~60代の男女 1,860人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

カルピス(株)では、『七夕に関する意識と実態』調査を実施しました。まず、七夕伝説の認知度について尋ねました。「よく知っている」14.2%と「だいたい知っている」72.8%を合わせて、約9割(87.0%)の人が七夕伝説を知っていました。七夕伝説を「知っている」「だいたい知っている」と回答した人たちに、織姫と彦星の関係を尋ねたところ、正解の「夫婦(○ 正解)」は約2割(22.9%)で、約8割(75.5%)が「恋人(× 誤解)」を選択しました。この織姫と彦星の関係の誤解率を年代別に見ると、一番高かったのが60代で約8割(82.3%)、一方、一番低かったのは30代で約7割(67.6%)でした。続いて、2人の仕事について尋ねたところ、織姫については過半数(52.1%)が正解の「機織り(○ 正解)」と回答、一方、彦星の仕事についても、過半数(55.5%)が正解の「牛飼い(○ 正解)」を選択しました。七夕は日本だけ(他の国では行われていない)の行事だと思いますか?という質問に対し、「思う(× 誤解)」という肯定派が全体の6割強(64.4%)を占め、「思わない(○ 正解)」という否定派は4割弱(35.6%)でした。笹飾りの風習の始まりを尋ねました。「平安時代(× 誤解)」(57.2%)という回答が一番多く、2番目に正解の「江戸時代(○ 正解)」(15.3%)が登場しました。笹飾りに付ける短冊の色数について尋ねたところ、約半数(49.0%)が「7色(× 誤解)」を選択し、正解「5色(○ 正解)」は1/3弱(28.0%)に留まりました。笹飾りの色数の正解率を年代別に見ると、一番高かったのが50代(31.0%)、一方、一番低かったのは60代(25.2%)でした。ちなみに60代は「7色(× 誤解)」の選択率(55.5%)が全年代で一番高くなりました。七夕の行事食は?「そうめん」が3割弱(27.6%)でトップ。以下、「おだんご」22.6%、「お寿司」11.9%と続きました。七夕のイメージを尋ねました。「夏の風物詩」66.5%が最多で、以下「日本の大切な伝統行事」48.2%、「天の川を見る日」44.5%の順でした。七夕には、どんなことをして過ごしたいですか?という質問に対しては、「星空を見て過ごしたい」64.1%と「短冊に願い事を書いて飾りたい」43.5%が群を抜いて多く、これに「浴衣を着たい」14.7%が続きました。

調査結果

七夕伝説を知っているか(n=1,860)(単一回答)(単位:%)
(上記設問で「知っている」「だいたい知っている」と回答した人たちに)織姫と彦星の関係(単一回答)(単位:%)
(同上)織姫と彦星の仕事(n=1,619)(単一回答)(単位:%)
織姫の仕事彦星の仕事
機織り(○ 正解)52.1牛飼い(○ 正解)55.5
巫女(× 誤解)12.6漁師(× 誤解)9.5
舞姫(× 誤解)12.2神主(× 誤解)8.9
歌姫(× 誤解)4.5農民(× 誤解)8.9
歌人(× 誤解)2.2占星術師(× 誤解)1.2
その他0.3その他0.1
知らない16.1知らない15.9
七夕は日本だけ(他の国では行われていない)の行事だと思うか(n=1,860)(単一回答)(単位:%)
笹飾りの風習の始まり(n=1,860)(単一回答)(単位:%)
短冊の色数(単一回答)(単位:%)
七夕の行事食(単一回答)(単位:%)
七夕のイメージ(n=1,860)(複数回答)(単位:%)
七夕にはどんなことをして過ごしたいか(n=1,860)(複数回答)(単位:%)
調査実施先:カルピス(株)