『東日本大震災』に関するアンケート

  • 調査期間
  • 2011/03/25~2011/03/38
  • 調査対象
  • 青森県・岩手県・宮城県・福島県・茨城県を除くDIMSDRIVEモニター 9,948人(男性5,615人、女性4,333人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

インターワイヤード(株)が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、『東日本大震災』についてアンケートを行いました。東北地方太平洋沖地震が発生した2011年3月11日以降、日常生活において『困ったこと』を尋ねました。全体(全国)で最も多かったのは「水・食料が入手しにくい」24.4%。次いで「懐中電灯・ラジオ・電池が入手しにくい、入手できない」22.2%、「ガソリン・灯油が入手しにくい、入手できない」19.9%と、店頭での品不足による項目が上位を占めました。(3月28日現在)エリア別に見ると、数値に違いと大小の差が見られ、【東北】では 「ガソリン・灯油が入手しにくい、入手できない」85.2%が圧倒的に多いのに対して、【関東】では36.7%と【東北】の半分以下の値でした。一方、【関東】では 「計画停電による停電」が35.1%と、【東北】よりも数値が高くなりました。「水・食料・日用品を入手しにくい」と回答した人に、『手に入りにくい物の入手方法』を尋ねたところ、最も多かったのは「売っている店を探し回る」46.3%でした。車に乗っている人に、ガソリンの節約、ガソリンを使わないために行っていることを尋ねました。最も多かったのは「外出を控えている」43.5%。次いで「短い距離では車に乗らない」39.0%、「徒歩での移動を心がけている」28.2%と続きました。自宅が計画停電の対象エリアかどうか?また、停電が実施されたことがあるか?を尋ねました。全体では、67.3%の人が停電対象エリアに住んでいると回答、41.7%が停電が実施されたことがあると回答しました。計画停電対象エリアに住んでいる人の『計画停電によって困っていること』について、最も多かったのは「直前にならないと停電の有無がわからない」44.0%でした。以下「お店が閉まってしまう」38.8%、「部屋が寒い(暖房を使うことができない)」34.5%、「電車・バスの運休/ダイヤ乱れ」31.6%と続き、上位の4つは『不便さ』による項目ですが、5番目に多かったのは「停電中はすることがない/暇を持て余す」24.7%でした。

調査結果

震災の日(3月11日)~現在までで、生活で困っている(困った)ことは何ですか。(複数回答)(上位5位まで)
<全体>(n=9,948)(単位:%)
<東北地方(秋田県・山形県)>(n=149)(単位:%)
<関東地方(茨城県を除く)>(n=4,630)(単位:%)
入手しにくい物は、どのようにして手に入れていますか。(いましたか)(「水・食料・日用品を
入手しにくい」と回答した人:n=2,837)(複数回答)(上位5位まで)(単位:%)
車のガソリンの節約、ガソリンを使わないために、行っていることがあれば教えてください。
(車に乗っている人:n=7,497)(複数回答)(上位5位まで)(単位:%)
あなたのご自宅は、“計画停電”の対象になっていますか。(計画停電対象1都7県=東京都・
神奈川県・埼玉県・千葉県・栃木県・群馬県・山梨県・静岡県在住者:n=4,914)(単一回答)(単位:%)
現在、計画停電によって困っていることはありますか。(「計画停電の対象になっている」回答者:n=3,309)(※実際の停電有無は関わらず)(複数回答)(上位10位まで)(単位:%)
調査実施先:インターワイヤード(株)