都民生活に関する世論調査『概要』(2)

  • 調査期間
  • 2010/08/20~2010/09/05
  • 調査対象
  • 東京都全域に住む満20歳以上の男女個人 3,000人(2,013人:有効回収標本率67.1%)
  • 調査方法
  • 個別訪問面接聴取法

調査結果の概要

((1)より続く)東京は全般的にみて住みよいところだと思うか聞いたところ、「住みよい」は57.6%、「住みにくい」は9.4%となっている。東京の住みよさを過去との比較でみると、「住みよい」は昨年より2.6ポイント増加、「どちらともいえない」と「住みにくい」は昨年とほぼ同様となっている。東京に今後もずっと住みたいと思うか聞いたところ、「住みたい」は74.6%、「住みたくない」は12.4%となっている。東京定住意向を過去との比較でみると、「住みたい」、「住みたくない」、「わからない」のいずれも昨年とほぼ同様となっている。「住みたい」と答えた人にその理由を聞いたところ、「交通網が発達していて便利だから」が77.2%で最も多く、次いで「東京に長く暮らしているから」52.0%、「医療や福祉などの質が高いから」30.8%などの順となっている。「住みたくない」と答えた人にその理由を聞いたところ、「人や車が多過ぎるから」が56.4%で最も多く、次いで「生活費が高いから」53.6%、「住宅が狭い・密集しているなど住宅事情が悪いから」40.0%などの順となっている。東京都が実施している諸施策をあげ、特に力を入れてほしい施策を5つまで選んでもらった。要望の上位5位は、第1位「治安対策」50.7%、第2位「高齢者対策」49.4%、第3位「医療・衛生対策」49.0%、第4位「防災対策」33.0%、第5位「環境対策」32.0%などの順となっている。そして、この上位3位について、具体的な内容を示してもらうと、治安対策では「子ども等に対する犯罪が起こりにくい環境の整備」31.3%。高齢者対策では「介護保険サービスの質的向上」43.6%。医療・衛生対策では「安心できる医療の確保」34.6%が各々トップとなった((3)に続く)。

調査結果

((1)より続く)
東京の住みよさ(単位:%)
東京安住意向(単位:%)
東京に住みたい理由(住みたい」と答えた人:n=1,501)(3MA)(単位:%)
東京に住みたくない理由(「住みたくない」と答えた人:n=250)(3MA)(単位:%)
都政への要望(n=2,013)(5MA)(※上位10位まで掲載)(単位:%)
具体的な要望施策(上位3位について)
<治安対策>(n=1,020)(単位:%)
<高齢者対策>(n=995)(単位:%)
<医療・衛生対策>(n=986)(単位:%)
((3)に続く)
調査実施先:東京都生活文化局