2011年度 新社会人の意識調査

  • 調査期間
  • 2011/02/26~2011/03/08
  • 調査対象
  • 今春、就職する全国の21歳~25歳の男女 400人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(株)が運営する『就活ライブチャンネル2012』は、この春就職する21歳から25歳の男女に対し、新社会人の意識調査を行いました。就職活動における『プレエントリーした数』『説明会に参加した数』『面接を受けた数』をそれぞれ尋ねたところ、『プレエントリーした数』の平均は「55社」、『説明会に参加した数』の平均は「24社」、『面接を受けた数』の平均は「14社」となりました。『プレエントリーした数』では「100社以上」が25.1%となっており、4人に1人は「100社以上」のプレエントリーを行っていたことがわかりました。次に、内定の数を尋ねたところ、「1つ」は63.5%、「2つ」24.0%、「3つ」7.5%、「4つ」1.3%、「5つ以上」3.8%となり、内定を複数もらった学生は36.6%となりました。また、志望通りの企業に就職できたか?を尋ねたところ、76.0%が、『志望通りの就職ができた(「志望通りの就職ができた」39.3%、「ある程度志望通りの就職ができた」36.8%の合計)』と回答し、就職の『超氷河期』といわれる厳しい状況の中でも、自分の志望通りの就職を勝ち取った学生が7割半に上ることがわかりました。就職活動を終えた感想を尋ねたところ、20.0%が『楽だった(「楽だった」9.3%、「やや楽だった」10.8%の合計)』と回答し、『楽ではなかった』と回答したのは59.0%(「楽ではなかった」40.3%、「あまり楽ではなかった」18.8%の合計)となりました。仕事に求めていることを3つまで尋ねたところ、男性では、1位「やりがい」62.5%、2位「働きやすい環境」48.5%、3位「給与」42.5%、女性では1位「働きやすい環境」62.5%、2位「やりがい」52.5%、3位「給与」37.5%となり、男性は「やりがい」を、女性は「働きやすい環境」を求めていることがわかりました。『自分の強み/弱み』をそれぞれ3つまで尋ねたところ、『自分の強み』では、「責任感」が男女共にトップとなっていますが、2位以下は男性で「誠実さ」30.5%、「向上心」25.0%、女性で「協調性」31.0%、「忍耐力・根気強さ」30.0%となりました。一方、『自分の弱み』では、男性の1位は「コミュニケーション能力」31.5%、2位「独創性」26.0%、3位「行動力」25.0%、女性の1位は「独創性」34.5%、2位「行動力」30.0%、3位「コミュニケーション能力」26.5%となりました。

調査結果

プレエントリーした数(n=400)(自由回答形式)(単位:%)
《全体平均:55社》
説明会参加数(n=400)(自由回答形式)(単位:%)
《全体平均:24社》
面接回数(n=400)(自由回答形式)(単位:%)
《全体平均:14社》
内定の数(単一回答形式)(単位:%)
志望企業への就職(単一回答形式)(単位:%)
就職活動を終えた感想(単一回答形式)(単位:%)
仕事に求めていること(限定回答形式:3つまで)(上位5位まで)(単位:%)
2011年度:男性(n=200)2011年度:女性(n=200)
やりがい62.5働きやすい環境62.5
働きやすい環境48.5やりがい52.5
給与42.5給与37.5
自分自身の成長33.5組織・仲間との優良な関係33.5
自分の能力をいかせる業務内容28.5福利厚生・手当て30.5
自分の強み(限定回答形式:3つまで)(上位5位まで)(単位:%)
2011年度:男性(n=200)2011年度:女性(n=200)
責任感31.0責任感34.0
誠実さ30.5協調性31.0
向上心25.0忍耐力・根気強さ30.0
協調性21.5誠実さ23.0
忍耐力・根気強さ21.5コミュニケーション能力22.0
自分の弱み(限定回答形式:3つまで)(上位5位まで)(単位:%)
2011年度:男性(n=200)2011年度:女性(n=200)
コミュニケーション能力31.5独創性34.5
独創性26.0行動力30.0
行動力25.0コミュニケーション能力26.5
チャレンジ精神16.5チャレンジ精神24.0
根性やガッツ15.5体力・健康19.5
調査実施先:ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(株)<「イーキャリア」調べ>