ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に関する利用実態調査 |
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調査結果の概要
インターネット調査の(株)メディアインタラクティブが全国の10代から50代のソーシャルネットワーキングサービスを利用している男女800人を対象に実施したソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に関する利用実態調査によると、調査対象者が利用しているSNSの1位は『mixi』69.6%。これに『Twitter』40.9%、『Facebook』23.0%、『GREE』19.6%、「モバゲータウン」19.4%と続いています。それぞれのSNSごとに、どのような印象を持っているか?尋ねたところ、『Facebook』は「海外に強い」59.6%、『mixi』は「周囲の友達がやっている」52.0%、『Twitter』は「海外に強い」44.0%、『GREE』、モバゲータウンはゲームコンテンツが豊富なことから「楽しい」(『GREE』:32.2%、モバゲータウン:33.5%)が1位となりました。利用しているSNSで友達・知人とどのような内容のコミュニケーションをとっているか?尋ねたところ、『Facebook』は、情報収集として「閲覧するだけ」32.5%、『mixi』は、「近況報告」、「世間話」同39.3%、『Twitter』は、「世間話」40.5%が1位となり、『GREE』(53.5%)とモバゲータウン(52.8%)については「閲覧するだけ」が最も多い結果となっています。各SNSに登録したきっかけを尋ねたところ、『mixi』は「普段遊んでいる友達に誘われて」44.3%サービスに登録。『mixi』以外の各1位は、いずれも「試しに」という結果で、『Facebook』は20.9%、『Twitter』は25.8%、『GREE』は23.6%、モバゲータウンは22.3%となりました。SNSでは、友達・知人の投稿に対して、フィードバック(コメントやイイネボタン、リツイート等)することで、コミュニケーションを行っています。そこで、利用しているSNSの中で、『友達の投稿』に対してどの程度の割合で返信しているか?尋ねたところ、1位は『mixi』37%、2位は『Facebook』32%、3位は『Twitter』29%でした。友達とのコミュニケーションを重視するSNSでは、コミュニケーション頻度が高い実態が明らかになりました。5年後も利用したいSNSを尋ねたところ、1位は『mixi』38.2%、2位は『Twitter』30.4%、3位は『Facebook』27.9%となり、友達・知人との関係を重視するサービスに支持が集中しました。一方で「モバゲータウン」は8.7%、『GREE』は7.3%という結果でした。『友達・知人とつながって交流する』という目的で利用しているSNSは、5年後も利用したいという回答が多く、いずれも自分のリアルな人間関係を育んでゆくもう一つの場として、なくてはならないものになっているようです。
調査結果
- <モバゲータウン>(単位:%)
- 利用しているSNSで友達・知人とどのような内容のコミュニケーションをとっているか(複数回答)(※「その他」は除く)(単位:%)
1位 2位 3位 Facebook 閲覧するだけ 32.5 近況報告 30.1 世間話 24.8 mixi 近況報告 39.3 世間話 39.3 趣味に関する話 34.6 Twitter 世間話 40.5 閲覧するだけ 34.5 近況報告 24.5 趣味に関する話 GREE 閲覧するだけ 53.5 趣味に関する話 12.4 世間話 12.0 モバゲータウン 閲覧するだけ 52.8 世間話 11.8 趣味に関する話 8.7 - 各SNSに登録したきっかけ(複数回答)(単位:%)
1位 2位 3位 Facebook 試しに 20.9 普段遊んでいる友達に誘われて 18.0 海外の友達に誘われて 15.5 mixi 普段遊んでいる友達に誘われて 44.3 国内の普段なかなか遊べない友達に誘われて 21.0 試しに 11.7 Twitter 試しに 25.8 流行っていたから 19.5 普段遊んでいる友達に誘われて 16.6 GREE 試しに 23.6 普段遊んでいる友達に誘われて 20.2 インターネット広告を見て 14.3 モバゲータウン 試しに 22.3 普段遊んでいる友達に誘われて 17.5 流行っていたから 12.7 インターネット広告を見て - 利用しているSNSの中で、“友達の投稿”に対してどの程度の割合で返信しているか(単位:%)
- 5年後も利用したいSNS(複数回答)(単位:%)