ポイントサービス利用に関する意識調査

調査結果の概要

ポイントサービスが利用できる場所は実店舗の他、インターネット上にも存在します。また、ポイント付与の条件も、購買、来店、ゲームへの参加と、その数は膨大です。これだけポイントサービスが乱立していると混乱してしまう人もいるのではないでしょうか？ポイントサービスの利用状況について20代から40代の有職者でポイントサービスを利用している男女に調査を実施。1,108人の回答を集計しました。ポイントサービスを利用している店舗は「家電量販店」80.8％が２位の「スーパー・百貨店・コンビニ」63.4％に17.4ptの差をつけてトップ。ポイントが貯まるカードを所有している人は全体では96.8％、男性は97.0％、女性は96.4％でした。ポイントが貯まるカードを所有している人に、家に置いてあるものを含めて何枚のカードを持っているか？尋ねたところ、男性では「３枚未満」24.7％が最多。女性で最も多かったのは「５～６枚」20.6％で、「31枚以上」のカードを保有している人も4.8％存在しています。ネットのポイントサービスも利用者が多く、全体では78.7％と８割近くでした。利用サイトは楽天市場などの「ネットショッピングサイト」94.7％が最多。モバゲー、mixiなどの「ゲーム・ＳＮＳサイト」は20代（11.6％）の利用率が高めで、40代（5.3％）の２倍以上となっています。ネットショッピングユーザーの増加やＳＮＳサイトの台頭により、ユーザーの利用しているポイントも実店舗からネットの世界まで広がってきているようです。上手に利用するとメリットがあるポイントサービスですが、全体の82.5％が、管理しきれていないポイントが『ある（「たくさんある」と「少しある」の合算）』と回答。また、82.7％の人が、交換方法の目的を決めずに貯めているポイントが『ある（「たくさんある」と「少しある」の合算）』としています。そのような中、ポイントに対してめんどう・疲れると思うことが『ある（「よくある」と「たまにある」の合算）』のは86.5％。女性では９割近い89.0％が『ポイント疲れ』していることがわかりました。また、78.2％の人が、ポイントサービスが乱立し過ぎていて自分に最適なものはどれかわからなくなることが『ある（「よくある」と「たまにある」の合算）』と回答。８割近くの人が、自分に必要なポイントサービスを取捨選択できない『ポイント難民』のようになっていることが窺えます。

調査結果