親と暮らす30代～40代独身男女の「住まい」等に関する意識調査(1)

調査結果の概要

不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は、１都３県（東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県）在住の、親と同居している30代から40代独身サラリーマン・ＯＬ600人を対象に、「住まい」等に関するアンケート調査を行いました。その結果を見ると、親と同居している理由のトップは、「家を出て暮らすキッカケがなかったから」56.0％が最も多く、以下「生活費の節約のため」52.5％、「家賃がかからないから」46.3％、「収入が少ないから」35.8％といった金銭的理由が続きました。将来的には、住居を購入したいと考えている人は50.3％でした。特に30代が男性61.1％、女性58.6％と意欲的です。同居している親に生活費を払っている人は全体の78.8％で、30代の女性が81.4％と最も割合が高くなっています。１か月あたりの平均支払額は「5.2万円」という結果でした。今後、親と離れて暮らすキッカケがあるとしたら、一番可能性が高いものは？やはり「自分の結婚」62.8％の割合が圧倒的に多く、次位以下の「自分の収入が増える」11.0％、「自分の転勤」10.0％を大きく引き離しています。『いつかは結婚したい』とお考えですか？と質問しました。「結婚したい」と回答した人は62.2％。うち、すぐにでも「結婚したい」と回答した人は51.7％でした。結婚しても親と同居を続けたいですか？という質問に対しては、「いいえ」と答えた人が48.2％で最も多く、特に30代の女性は６割（62.9％）を超えました。一方で、「はい」と答えた人は僅か9.2％、最も多い40代の女性でも12.5％に留まっています。また、「どちらでもない」という人が42.7％もいることから、同居するかどうかは結婚相手次第と考えているようです（（２）に続く）。

調査結果