ミセスの気持ち ドキドキデータを読む~『モテ・肉食・草食』ミセスに関係ないこと・・・ありません! |
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調査結果の概要
明るく、常識的でしっかり者。いつも家庭が一番大切で、家族が大好き。リビングくらしHOW研究所が主な調査パネルとしている【リビング新聞読者】は、《良妻賢母》という言葉がぴったりのプロフィルがお馴染みです。しかし、そんなミセスからも世の男性が聞いたら「えっ?」と思うようなホンネがのぞく時もあるんです。この特集では、そんなドキドキデータを紹介することで、ミセスの気持ちの『深さ・面白さ』を浮き彫りにしてみました。モテ、肉食系・草食系などのキーワードは、ミセスには無関係かといえば、そんなことはありません。8割以上のミセスが「男性から見て女性として魅力的なのは意味がある」と回答。年代別でも大きな差はないのですが、「とても意味がある」と答える人が、30代から40代で10ptも減るのは気になるところ。夫に対しても「魅力的であってほしい」という回答が全体では多いのですが、40代では少し落ち込んでいます。現在の40代はバブル経験世代として積極的・意欲的な人が多いと言われていますが、40代ミセスはちょっとお疲れモードなのでしょうか?女性としての魅力を発揮したい場は「友人との集まり」が1位ながら、年代による違いがクッキリ。若いときは「結婚式などフォーマルな会」「結婚記念日など夫との記念日」。しかし、これらは、年齢とともに存在感を失います。全世代に共通する『輝きたい場』は「同窓会・同級会」で、60代以上になると「趣味や習い事関係」もポイントに。また、ここでも40代はどの項目でもポイントが低めで、ときめきの機会が不足気味の様子。40代ミセスの生活には『女性としての存在の危機』が潜んでいるのかもしれません。すっかり定着した言葉『肉食系・草食系』。今ではさまざまな意味で使われていますが、今回はあえて意味を定義せず、あなたは肉食系?草食系?と尋ねてみました。すると、肉食率が一番高かったのは30代ミセスで「かなり」と「やや」を合算して49.7%、草食率(37.6%)を超えています。また、夫はどっち系?と尋ねると、年代での差はほぼなく、約4割が肉食系、それより少しだけ多い割合が草食系という結果に。僅かですが、妻の方が夫(42.3%)より「肉食率」が高いのは30代です。では、夫婦で肉食・草食は一致しているの?と尋ね、クロス集計してみると、一致しているのは5~6割。傾向が同じだとわかり合える、違うからこそ補完できる…どちらのカップルにもメリットはありそうです。
調査結果
- ミセスにとって“男性から見て女性として魅力的”なのは意味のあることだと思う?
- 夫は“女性から見て男性として魅力的”であってほしいと思う?
- “女性として魅力的でありたい”と思うのは、どんな場所? (単位:%)
20代以下
(n=51)30代
(n=370)40代
(n=406)50代
(n=191)60代以上
(n=98)友人との集まり 60.8 70.3 60.3 62.8 73.5 同窓会・同級会 62.7 62.7 63.1 61.3 66.3 結婚式などフォーマルな会 74.5 63.5 48.5 45.0 36.7 旅行などのお出かけ 35.3 32.2 24.6 33.5 36.7 結婚記念日など夫との記念日 51.0 39.2 24.6 23.6 15.3 職場など仕事関係 33.3 32.4 25.6 23.6 21.4 PTAなど子供学校関係 23.5 31.4 28.3 16.2 7.1 趣味や習い事関係 15.7 17.3 15.3 20.9 38.8