ケータイリサイクルに関する調査

調査結果の概要

モバイルリサーチを展開するネットエイジア(株)では、ケータイリサイクルに関する調査を実施し、全国の15歳から39歳の男女1,076人の携帯電話ユーザーの回答を集計しました。まず始めに、現在プライベートで使っている携帯電話は、初めて持ち始めた携帯電話・ＰＨＳから何台目の端末か？尋ねたところ、「６台目以上」25.2％、「５台目」「４台目」同20.7％、「３台目」13.7％、「２台目」10.2％、「１台目（初めて持った携帯電話）」9.5％という結果になりました。この質問で「１台目（初めて持った携帯電話）」と答えた以外の人に、直近で端末を買い換えた時に、古い端末はどうしたか？尋ねました。最も多かった回答は「自宅に置いている」65.3％でした。さらに続けて、これまでに買い換えなどで不要になった端末を、リサイクルとして回収に提供したことがあるか？尋ねたところ、「提供したことはない」61.4％が、「提供したことがある」38.6％を大きく上回りました。次に、不要な端末をリサイクルとして回収に「提供したことはない」と答えた人にその理由を尋ねました。最も多かったのは「端末に残している写真など思い出として取っておきたいから」64.2％となりました。続いて同じ回答者に、不要になった端末で現在利用している機能を尋ねたところ、最も多かったのは「特に利用していない」38.6％で、端末を家には置いているものの、４割弱の回答者は手元に置いているだけ、ということが明らかになりました。以下「アラーム（目覚まし）機能」29.4％、「アルバム機能」27.3％と続きました。携帯電話やＰＨＳの端末には貴重な資源が使われており、それらの資源はリサイクルが可能なことから『都市鉱山』とも呼ばれることがあります。携帯電話・ＰＨＳの端末にはリサイクルできる貴重な資源（レアアース・レアメタル）が含まれていることを知っていたか？という質問をしました。「知っていた」80.3％が「知らなかった」19.7％を大きく上回る結果になりました。中古の携帯電話端末が販売されていることを知っているか？という質問では65.6％の人が「知っていた」と回答しました。続いて、中古の携帯電話端末を購入することに興味があるか？と尋ねました。「興味がある」が6.9％、「やや興味がある」が17.9％で、「興味あり(計)」は24.8％でした。最後に、使わなくなった携帯電話端末を買い取ってくれるサービスがあるが、利用したいと思うか？と質問したところ、「利用したいと思う」が35.3％、「やや利用したいと思う」が30.9％で、「利用したい(計)」は66.2％でした。

調査結果