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「インターネット」に関する調査 |
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調査結果の概要
世論調査、市場調査の専門機関である(社)中央調査社は、「インターネット」に関する調査を実施しました。主な調査結果は以下のとおりです。なお、同調査は2000年7月にも実施しています。自宅のパソコンや携帯電話などから、インターネットやメールなどを利用できる環境かどうか?を聞いたところ、「(世帯で)利用している」が62.6%と、10年前の25.2%から2倍以上に増えています。自宅のパソコンや携帯電話などに加え、職場、学校、公共施設、お店など自宅外での利用も含めて、1ヶ月間の利用について聞いたところ、どちらかで利用したと答えた人はあわせて52.8%と半数を超え、10年前の倍以上の割合となっています。年代別では、「自宅と自宅外両方」という人が、20代で半数近い47.3%、30代~50代の各年代でも最も多くなっています。60代以上は「自宅のみ」という人が多い傾向です。自宅利用者の利用機器をみると、2000年の調査時と同じく「パソコン」での利用が最も多く9割以上。「携帯電話」は、普及・開発に伴い、利用が52.0%と半数を超えています。性別にみると、男性は女性に比べて「パソコン」での利用が多く、女性は男性に比べて「携帯電話」での利用が多い傾向です。また、年代別では、「パソコン」の利用に関しては差がほとんどみられない一方、「携帯電話」では、年代が上がるにつれて利用率が下がり、50~60代で2割台、70歳以上では2割を切っており、若い世代ほどよく利用しています。自宅または携帯電話で利用したサービス等については、「情報やニュースの検索」81.4%が断然に多く8割を超えています。次いで「インターネットショッピング」43.5%を4割強、「ブログ」27.5%を3割近くの人が利用しています。10年前の前回調査との比較では、トップは「情報やニュースの検索」で変わりませんが、比率は上昇しています。選択肢によっては表記内容が異なるため単純比較はできないものの、2位の「インターネットショッピング」(★印項目)は、16.1%から43.5%へ大きく増えており、また、「チケット予約」(☆印項目)は、7.3%から21.4%へ、「インターネットオークション」(◆印項目)は、5.6%から16.5%へ、「インターネットバンキングや株の売買」(◇印項目)は、6.2%から14.9%へと、インターネット上での売買に関する項目で、10年前と比較して利用増が目立っています。