ED(勃起障害)に関する現代人の意識調査

  • 調査期間
  • 2009/12/07~2009/12/08
  • 調査対象
  • 全国の20歳~59歳の男女 824人(男女各412人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

バイエル薬品(株)では、「ED(勃起障害)に関する現代人の意識調査」を実施しました。まず、男性全体にあなたは自身がEDだと思いますか?と質問したところ、19.9%が「思う」と回答、成人男性の約5人に1人がEDを自覚していることがわかりました。年代ごとに見てみると、20代男性では8.7%、30代男性では13.6%と、30代男性の1割以上がEDを自覚しています。また、EDを自覚している男性に対し、EDはあなたの自信にどう影響を及ぼしましたか?と質問したところ、「性生活に自信がなくなった」という回答が63.4%で、EDが性生活全体にも影響していることが考えられます。男性全体にあなたにとってEDになることは深刻な問題ですか?と質問したところ、「とても深刻」28.2%、「まあまあ深刻」46.6%という回答が合わせて74.8%と7割を上回りました。一方で、女性全体にあなたのパートナーがEDだった場合、あなたはどれくらい深刻に受け止めますか?と質問したところ、「とても深刻」19.9%、「まあまあ深刻」40.8%を合わせて60.7%という結果になりました。男性と比べて、女性がEDを深刻な問題として捉えるかどうかについて意識の差があるとことが読み取れます。女性全体にあなたのパートナーがEDだった場合、打ち明けてほしいですか?と質問したところ、「打ち明けてほしい」が87.1%と圧倒的で、特に20代女性では98.1%に達しました。男性全体に対して、ED治療にためらいを感じますか?と質問したところ、「とても感じる」16.3%、「まあまあ感じる」56.3%という回答が72.6%を占めました。また、ためらいを感じている男性に理由を尋ねたところ、「治療にお金がかかりそうだから」45.8%、「どこの病院に行けばいいかわからないから」41.5%、「診療内容がわからず、不安だから」39.8%といった回答が上位を占めました。治療そのものを「人に知られるのが恥ずかしい」と感じている人は58.7%と最も多くなっています。男女全体にEDの症状に当てはまるものは何ですか?と質問したところ、「射精できない」が44.8%、「性欲がわかない」が30.2%、「性的に興奮しない」が29.7%、「早漏や遅漏」が13.5%と、EDに当てはまらない症状を回答するケースが多く見られました。また、「性的刺激があっても勃起しない」88.3%、「勃起しても挿入できなくなった」75.4%など代表的な症状は広く認知されていますが、「十分な勃起はあるが、時々性行為に満足なほど維持できないことがある(中折れ)」をEDの症状として認識している人は49.6%に留まりました。

調査結果

あなたはご自身がEDだと思いますか?(単一回答)
EDはあなたの自信にどう影響を及ぼしましたか?(EDを自覚している男性:n=82)(複数回答)
あなた(男性)にとってEDになることは深刻な問題ですか?/あなた(女性)のパートナーがEDだった場合、あなたはどれくらい深刻に受け止めますか?(単一回答)
あなたのパートナーがEDだった場合、打ち明けてほしいですか?(単一回答)
男性に、あなたがEDだった場合、パートナーに打ち明けますか?と尋ねたところ、「打ち明ける」という回答が76.9%とこちらも高い数値を示しましたが、どの世代においても女性の「打ち明けてほしい」が男性を上回っています。男性が思っている以上に、女性はEDについて「打ち明けてほしい」「パートナーと話をしたい」と考えていることが窺えます。
あなたがEDだった場合、治療にためらいを感じますか?(単一回答)
治療にためらいを感じる理由は何ですか?(治療にためらいを感じている男性)(複数回答)
どれがEDの症状に当てはまる記述だと思いますか?(n=824)(単一回答)
調査実施先:バイエル薬品(株)